その方法で大丈夫?ペンキが床などに付いてしまったときの落とし方


DIYって楽しいですよね。自分で壁や小物にペンキを塗ってみたいと思う人も多いのではないでしょうか。しかし、ペンキを使うと、付いてはいけないところに付いてしまうこともあるのでは。ペンキが床などに付いた時の落とし方を紹介します。

  1. DIYで楽しめるペンキの種類って?
  2. ペンキが床や壁、車や服に付いたときの落とし方はコレだ!
  3. ペンキが手に付いたときの驚きの取り方

以上3点をふまえれば、ペンキが付いてはいけないところに付いてもあわてずに対処できるでしょう。早速解説します。

1.DIYで楽しめるペンキの種類って?

DIYで使うペンキは、ホームセンターなどに売ってあります。種類がいろいろあって、どれを選んだらよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。付いてはいけないところに付いたペンキの落とし方は、ペンキの種類によって違います。また、ペンキを選ぶときも参考になる、ペンキの成分構成から種類までを紹介しましょう。

1-1. ペンキの成分はこうなっている

ペンキは、主に「顔料」と「樹脂」と「添加剤」、それに「溶剤」でできています。この中で「顔料」は、そのものに色が付いている粉末で、ペンキの色を形作るもの。そして、「樹脂」とは、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素といった、ペンキが固まる元になる成分です。この成分に何を使うかで、ペンキの耐久性や値段が決まると言っても過言ではないでしょう。「添加剤」は、分かりやすいところで言えば、防カビ剤やたれ防止剤といった、ペンキに微量入っている成分のこと。そして、大事なのが、「溶剤」でしょう。これは、膜となる樹脂を薄めるのに使われるもので、仕上がりを良くし、適当な粘度に整える働きがあります。溶剤自体は、蒸発してペンキの膜にはなりません。しかし、この「溶剤」がどうなのかということによって、ペンキの使いやすさが変わってしまいます。

1-2.水性のペンキと油性のペンキの違い

水性のペンキとは、すでに述べた「溶剤」に水を使用したものです。油性に比べて、水に弱いようなイメージがありますが、実際はそんなことはありません。昔は、油性に比べて水性は耐久性や密着性に劣ると言われていましたが、近頃は水性のペンキでも、油性に劣らない耐久性を持っているものが多いのです。それに、油性の溶剤にはシンナーなどが使われていて、あまりいいとは言えないにおいがあるのですが、水性のペンキは一般的には無臭。油性のペンキが室内には使えないのに対して、水性のペンキは室内にも安心して使えます。また、乾燥時間を考えても、油性のペンキが何時間もかかるのに比べ、水性のペンキは30分から1時間が一般的でしょう。

2.ペンキが床や壁、車や服に付いたときの落とし方はコレだ!

ペンキの種類について述べましたが、実際に床や壁、車や服に付いたときの落とし方を紹介します。

2-1.ペンキが床や壁に付いたときの落とし方

オレンジの皮に含まれる油「リモネン」を含んでいるテープはがしのスプレーというのがちまたにあります。これをスプレーし、ティッシュなどで拭き取ると、ペンキは油性・水性を問わず落ちるでしょう。古いペンキや厚く塗ったペンキなどは、とれるのに時間がかかるので、何度も試すか、スプレーを多めにかけて試してみてください。

2-2.ペンキが服に付いた場合の落とし方

ペンキがお気に入りの服に付いてしまった、そんなとき、大切なのは乾かないうちに水洗いすることです。そうすれば大半は落ちてしまうでしょう。しかし、乾いてしまったものであれば、こうしてください。まず、水性ペンキであれば洗濯用洗剤、油性ペンキであればシンナーまたはラッカー薄め液を用意します。そして、それぞれをタオルに含ませて、軽く生地を押さえるようにしてペンキを落としてください。そしたら、ぬるま湯を用意し、5分ほど汚れが付いた服をひたしておきます。そして、歯ブラシでこすりながらペンキを落としましょう。
ここで大事なことは、服の裏などで、シンナーなどが服地を傷めないか試すことです。それでも不安な場合は、クリーニング店に相談するのがよいでしょう。特に油性のペンキの場合は、輪染みになって、よけい汚くなることも考えられます。なので、少しでも不安を感じた場合は、クリーニング店に相談してください。その際、ペンキの種類や付いてからたった時間などを伝えることで、より適切な対処をしてもらえるでしょう。

2-3.ペンキが車に付いてしまったら?

工事現場などの近くを通ったときに、ペンキが車に付いてしまったということもあるでしょう。また、家でDIYをしていてあやまってペンキが車に付いてしまったということもあるかもしれません。その場合、車の修理屋さんなどに頼むのが一番です。無理にシンナーなどでとろうと思うと、車の塗装まではげてしまう可能性があるでしょう。

3.ペンキが手に付いたときの驚きの取り方

ペンキが手に付くことは、よくあることでしょう。そんなときは、木工用ボンドを用意してください。そして、ペンキが付いたところに木工用ボンドを薄く塗ります。ドライヤーで乾かすか、ドライヤーがなければそのまましばらく置いておいてください。完全に乾いたら、木工用ボンドをゆっくりとはがすと、ペンキまではがれてくれます。このテクニックを使えば、ペンキを無理なく確実に落とすことができるでしょう。
しかし、気をつけたいのは、肌が弱い人がこの方法を試すと、肌の角質まではがしてしまう危険性があるということ。肌の弱い人は注意しましょう。
水性のペンキであれば、むしろぬるま湯にてたわしでこすって落とした方がきれいに落ちるかもしれません。
これらの方法を試しても落ちなければ、1週間ほどすると自然に落ちることもあります。待ってみるのも一つの方法でしょう。

まとめ

いかがでしたか。この記事では、ペンキが床や壁、服や車に付いてしまったときの対処方法をお伝えしました。

  1. DIYで楽しめるペンキの種類って?
  2. ペンキが床や壁、車や服に付いたときの落とし方はコレだ!
  3. ペンキが手に付いたときの驚きの取り方

以上3点を押さえれば、たいていのペンキ汚れに対応できるはずです。楽しいDIY作業、ペンキの落とし方も知っておくと、より有意義なDIYになることでしょう。ぜひ参考にしてみてください。