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2017.05.10 知って得する塗装講座

外壁塗装が劣化する原因は? 主な補修方法やポイントを解説します!

「外壁塗装は徐々に劣化すると聞いたけど、何が原因なのだろう」「外壁塗装の劣化を補修する方法を知りたい」とお考えではありませんか?

外壁塗装はさまざまな原因により劣化するため、必要に応じて補修することが大切です。しかし、実際にどんな原因で劣化するのか、どんな方法で補修すべきかなどよく分からないこともあるでしょう。

そこで今回は、外壁塗装の劣化について詳しく解説します。

この記事を読むことで、外壁塗装が劣化する原因や補修するポイントなどがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.外壁塗装が劣化する原因は?

最初に、外壁塗装が劣化する原因について見ていきましょう。

1-1.経年

外壁塗装は、経年により徐々に素材が劣化します。実際には塗料の種類ごとに寿命が異なるため、以下を参考にしてください。

  • アクリル塗料:約4~7年
  • ウレタン塗料:約6~10年
  • シリコン塗料:約8~10年
  • フッ素塗料:約15~20年
  • 無機塗料:約25~20年

上記は目安であり、建物の立地やそのほかの条件などによっては、より早く塗り替えが必要になることもあります。

1-2.紫外線

紫外線も、外壁塗装が劣化する原因です。紫外線は塗料の成分を変質させるため、外壁塗装の劣化を早めてしまいます。そのため、日当たりがよい壁面と悪い壁面では、劣化の進み具合が異なることもあるでしょう。同じ壁面でも、物陰になる箇所と物陰を避けられる箇所とで、外壁塗装の色や状態に差が出ることもあります。

1-3.風雨

外壁塗装は、風雨が原因で劣化が進むこともあります。風によって外壁塗装に汚れが運ばれ、雨に含まれる成分が塗料の成分と反応して劣化作用の影響を受けることがあるからです。また、当初は小さなひび割れや剝がれであっても、風雨にさらされ続けることで劣化が早く進んでしまうこともあります。

1-4.汚れ

汚れは、外壁塗装の劣化を早めます。汚れの成分が塗料の成分と反応したり、汚れをエサにして雑菌やカビ・害虫などが繁殖したりするからです。

特に、台風や大雨などの後は、土ボコリなどの汚れが大量に付着していることがあります。また、手がよく触れる位置には、手あかが付着していることもあるでしょう。そのほか、鳥のフン・害虫の死がい・花粉・排気ガスなどの汚れも、外壁塗装の劣化が進む原因になります。

1-5.カビ・コケ・藻

外壁塗装にカビ・コケ・藻(も)が発生すると、外壁塗装の劣化につながります。カビ・コケ・藻は、外壁塗装に根を張って素材をスカスカにしてしまうからです。また、水分が長時間滞留することで、外壁塗装や外壁材の腐食が進んでしまうことがあります。特に、外壁の周囲にものを置いている、建物から池や川が近いなどの場合は、注意してください。

1-6.飛来物の衝突

飛来物の衝突も、外壁塗装が劣化する原因です。強風などで飛来物が外壁に衝突すると、外壁塗装がひび割れたり剝がれたりすることがあります。また、鳥がぶつかってしまうこともあるでしょう。飛来物の衝突は予測不可能なことが多く、また、発見が遅れてダメージが進んでしまうことがあるので気を付けましょう。

1-7.施工不良

業者の施工不良も、外壁塗装が劣化する原因の一つです。たとえば、下地や塗料を十分に乾かさず次の工程に進むと、外壁塗装が低品質な仕上がりになり、ひび割れやはがれが生じやすくなります。施工不良は、業者の技術力不足で起こることもあるので、業者選びをきちんと行うこともポイントです。

2.外壁塗装の補修が必要か判断する基準は?

外壁塗装の補修が必要かについて、どんな基準で判断するとよいか詳しく見ていきましょう。

2-1.表面に触れると粉状のものが付着する

外壁塗装の表面に触れると、粉状のものが付着することがあります。この現象はチョーキングと呼ばれ、外壁塗装の劣化状況を判断する基準の一つです。チョーキングが見られる場合は、外壁塗装の劣化が進んでいる証拠なので、補修を検討してください。ひび割れや剝がれが見られなくても、外壁塗装の寿命が近づいているといえます。

2-2.色あせが気になる

外壁塗装の色あせが気になる場合も、補修をおすすめします。外壁塗装は、建物の印象を大きく左右するものです。外壁塗装の色あせが目立つ建物は、築年数以上に古く見えることがあります。また、管理が行き届いていない、汚れて見えるといった点もデメリットです。特に、店舗の外壁塗装に色あせが目立つ場合は、顧客にマイナスの印象を与えることがあるため、補修したほうがよいでしょう。

2-3.外壁塗装にひび割れや剝がれがある

外壁塗装にひび割れや剝がれがある場合は、早めに補修してください。ひび割れや剝がれが広範囲におよんでいる、基礎に近い部分に発生しているといった場合は、早急な補修が必要です。中でも、基礎に近い部分の外壁塗装にダメージがある場合、建物自体にも何らかの問題が発生していることがあります。建物の設計ミスや施工不良、地盤の問題が隠れていることもあるでしょう。

2-4.カビ・コケ・藻が繁殖している

カビ・コケ・藻が繁殖している場合も、外壁塗装の補修が必要です。それぞれ発生したばかりなら簡単に除去でき、外壁塗装のダメージも少なく済むでしょう。しかし、放置すると繁殖が広がってしまい、外壁塗装の奥深くまで根を張り、外壁材までボロボロになってしまうことがあります。すると、雨もりの原因になったり外壁の強度が落ちたりすることがあるので、きちんと補修してください。

2-5.雨もりが発生している

外壁から雨もりが発生している場合も、外壁塗装の補修が必要です。雨もりが発生している状態では、外壁塗装の劣化が相当進んでいることが考えられます。そのまま放置すると、ますます雨もりがひどくなるだけでなく、外壁材が腐食してしまうことでしょう。すると、外壁の強度が落ちて震度5弱程度の地震でも建物に大きなダメージが出ることがあります。雨もりが発生していたら、なるべく早く補修してください。

3.外壁塗装の劣化を補修する方法は?

外壁塗装の劣化を補修する方法について、詳しく解説します。

3-1.部分的に塗装をやり直す

外壁塗装の劣化がごく狭い範囲だけに見られる場合は、部分的に塗装をやり直すことで対応できることがあります。工期も短く、数時間~半日程度で済むこともあるでしょう。また、補修費用が安く済むのもメリットです。ただし、部分的に塗装をやり直した場合、やり直した部分と周囲との差が目立つことがあるので注意してください。

3-2.全体的に塗装をやり直す

外壁塗装の劣化範囲が広い場合、全体的に塗装をやり直すのが一般的です。全体的に塗装し直すことで、劣化した部分以外も新築のようにキレイになります。異なる色や種類の塗料を選ぶこともできるので、建物の外観を大きくイメージチェンジさせることも可能です。この機会に、断熱機能や防汚機能など付加機能のある塗料を選ぶこともできます。前回の外壁塗装から10年以上経過している場合も、寿命を考えると全体的に塗装をやり直すのがおすすめです。

3-3.外壁材を補修・交換する

外壁塗装の状態によっては、塗装のやり直しだけで十分な補修ができず、外壁材を補修・交換することになるでしょう。外壁材の補修や交換を伴う場合、大がかりな工事となり、工期が長引いたり補修費用が高く付いたりします。しかし、外壁の強度や機能を取り戻すことができ、快適な暮らしにつながるので、業者とよく相談して進めるとよいでしょう。

4.外壁塗装の劣化に関するよくある質問

最後に、外壁塗装の劣化に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.外壁塗装の補修はどんな業者に依頼すべきか?
A.以下の条件を満たす業者に依頼するのがおすすめです。

  • 外壁塗装で豊富な実績がある
  • 丁寧な作業や高品質な仕上がりで定評がある
  • 現場視察や見積もりは無料
  • 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
  • 希望の工期に合わせてもらえる
  • スタッフの言葉遣いや対応が丁寧
  • 顧客からの評判がよい
  • 保証やアフターフォローが手厚い

テンイチでも、外壁塗装を数多くお受けし、大変ご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。

Q.賃貸物件の外壁塗装を借り主が行ってもよい?
A.賃貸物件の外壁塗装は、貸し主の判断により行うため、借り主が勝手に行ってはいけません。たとえ費用を自己負担しても、契約違反と見なされて原状回復を下上で退去を求められることがあるので、注意してください。

Q.高価な塗料で外壁塗装すれば劣化しづらい?
A.確かに、高価な塗料は高機能・高性能なものが多く、劣化しづらいことが多いのは事実です。しかし、業者によって塗料の価格設定が異なるため、単に高価であることだけでは劣化しづらいと断言できません。

Q.外壁塗装が劣化した建物は売却する前に補修したほうがよい?
A.はい。一般的な考えとして、外壁塗装の状態が建物の査定時に大きく影響するため、補修したほうが有利に売却できるでしょう。

Q.外壁塗装は何年ごとに補修すべきか?
A.特に決まりはありませんが、前回の外壁塗装から約10年経過したタイミングで状態をチェックし、必要に応じて補修を行うとよいでしょう。外壁塗装を常に状態よく保つことができ、快適に暮らすことができます。

まとめ

今回は、外壁塗装の劣化について詳しく解説しました。外壁塗装は、経年・紫外線・風雨・汚れなど、さまざまな原因により劣化します。最初は軽い劣化でも放置すると進んでしまい、雨もりなどにつながることがあるので注意しましょう。外壁塗装の劣化が見られたら早めに対応することで、簡単かつ短期間に補修でき費用も安く済んでおすすめです。まずは、信頼できる業者によく相談してみるとよいでしょう。

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