外壁塗装の経年劣化前にリフォームを! サイディングや屋根にも最適


外壁は建物を保護する重要な役割を持っています。紫外線・風・雨・汚れなど、外壁塗装を施すことで適切な効果が得られるのです。塗装は壁だけではなく、屋根やサイディングにも必要で、車にも塗装がなされています。きれいな塗膜を維持するためには、定期的に塗装のリフォームを行うようにしましょう。
「塗装は劣化するの?」「塗膜は何年くらい持つ?」といった疑問は、リフォームを考える方なら出てくるはずです。塗装前にはきちんと知識を持ち、塗り替えるタイミングなども知っておくべきでしょう。
今回は、塗装の経年劣化や塗装の必要性などをご紹介します。

  1. 塗装について
  2. 塗装の劣化について
  3. 塗装の劣化を放置する影響
  4. 塗装が劣化したらどうすべきか? 
  5. 塗装の塗り替え工事について
  6. 塗装工事や塗装の劣化でよくある質問
  7. まとめ

塗装は身近なさまざまなものに使われ、ものの表面を保護してくれています。塗装の機能を最大限に得るためには、塗膜をいつまでも美しく保(たも)つことが重要なのです。この記事を参考にして、メンテナンスを正しく行い、塗装の劣化を防ぐヒントにしてください。

1.塗装について

まず、塗装とはどのようなものかを理解し、使われている場所や目的などを知っておきましょう。

1-1.塗装とはどのようなものか? 

塗装とは、塗料をものの上から塗り、表面を保護して機能を高める役割を持っています。ものの劣化を防ぎ、美しく保(たも)つことができるものです。

1-2.塗装はどこに使うのか? 

塗装はさまざまなものに使われています。代表的なのは、車・外壁・屋根・木材・タイルなどです。手に取るもののほとんどに塗装はなされ、傷を防いで艶(つや)を与えてくれます。

1-3.塗装の目的や必要性

塗装が施されていないものは、物体の表面が露出し、傷や汚れが付着しやすくなります。劣化も速まり、耐久性も失われていくでしょう。同じ種類のものでも、塗装の色が変われば印象も変わります。差別化を図ることもできますし、塗装の種類によって高級感のある仕上がりを楽しむこともできるのです。

1-4.塗装の主な種類について

塗料にはたくさんの種類があり、シリコン・アクリル・ウレタン・ペンキなどが多く使われています。シチュエーションや塗装したい場所に合わせ、塗料の種類を変えるというのが一般的です。

1-5.最近の塗装で見ることができる傾向

近年では、塗料でも高機能なものが好まれるようになり、セラミック・ナノテク・遮熱・断熱などが導入されるようになりました。耐久性や防汚などに優れ、初期費用がかかっても得られる効果が高いとされています。

2.塗装の劣化について

塗装は耐用年数の目安があり、寿命を迎える前にメンテナンスをすることが大切です。塗装の劣化についてご紹介します。

2-1.塗装の耐用年数とは? 

塗装の耐用年数は、塗料の種類によっても少しずつ異なります。高機能塗料は比較的長く、15〜20年持つとされており、シリコンやペンキは10年に満たないものです。
マンションやアパートの外壁塗装では、塗装費用を減価償却することができ、塗料の寿命から法定耐用年数を算出します。法定耐用年数の間に減価償却し、メンテナンスをして塗り替えることが望ましいでしょう。

2-2.塗装が劣化するとどうなるか? 

塗膜がきれいであることは、防汚効果やひび割れを抑制する効果があることを示します・塗膜によって保護されていた部分が露出するため、雨水の浸入・カビ・藻の発生なども懸念されるでしょう。車ならサビが発生する可能性もあります。資産価値が大きく減少し、修復に時間も費用も必要です。

3.塗装の劣化を放置する影響

塗装の劣化は無視してはいけません。放置した場合、前述したとおり、資産価値を損ねる可能性も高まるでしょう。どのような影響があるのかを理解しておいてください。

3-1.塗装の劣化を放置した場合はどうなるのか? 

塗装が劣化した場合、物体の表面が露出し、ひび割れや亀裂から雨や紫外線が侵入し、内部の老朽化を招くのです。塗膜だけの被害に留(とど)まらず、建物や車などの寿命も速まる危険性もあるでしょう。

3-2.塗装の劣化を放置した場合の悪影響

前項でもご紹介したとおり、資産価値が減少する悪影響があります。建物や車は大切な資産であり、マンションやアパート経営をする方にとっては重要な収入源となるものです。資産価値が認められないものに対しては、賃貸として貸し出す場合でも、売却する場合でも、査定額が大きく下がります。資産を維持するためには、定期的に点検を行い、手入れを怠らないことが大切です。

4.塗装が劣化したらどうすべきか? 

塗装は劣化前に塗り替えが必要とお伝えしました。塗り替えるタイミングや、すぐに対処すべき症状について覚えておきましょう。

4-1.塗装の塗り替え時期とは? 

ひび割れや細かなクラックを見つけたら、塗膜の寿命を示すサインです。耐用年数を待たずに塗り替えを検討すべきでしょう。部分的な修繕も可能です。しかし、ほかにも塗り替えるべき箇所がないか、専門家によるチェックを受けた方がいいでしょう。修繕後にほかの異常を見つけて塗り替えるより、費用負担が少なくて済むはずです。塗料の防汚効果が薄れてきているのも、劣化を表していると考えていいでしょう。

4-2.すぐに塗り替えるべき症状とは? 

外壁の場合、雨水の浸入による建物の劣化が懸念されます。わずかな亀裂やひび割れも見逃さず、塗り替えをすぐに行うべきです。浸水によるカビの発生や木材の腐食など、深刻な事態を引き起こす危険性も十分に考えられます。車の場合、サビを発見したら、腐食が進行する可能性もあるでしょう。サビ止め処理をしても元どおりに修復できるわけではないため、早めに対策を講じることをおすすめします。

5.塗装の塗り替え工事について

塗装工事は業者選びが鍵を握るといっても過言ではありません。職人の腕や経験で仕上がりが変わるため、業者の質や実績に目を向けましょう。

5-1.塗装業者選びのポイント

塗装業者選びに際し、今までの施工事例などを見ておくと安心です。依頼内容に近い案件を見せてもらい、納得できる仕上がりになっているか、自分の目で確認しましょう。対応や質問にもすぐに応じてもらえ、知識に長(た)けた業者を選ぶようにしてください。少しでも長く保(たも)つことを意識した塗料の種類や塗料の選び方など、適切なアドバイスが受けられることも重要なことです。塗装の塗り替えが初めてという方でも、経験が豊かな業者であれば、安心して依頼することができます。

5-2.塗装工事の流れ

塗装工事は診断から始まり、塗装箇所に見合う塗料選びへと進んでいきます。施工完了までの流れを覚えておきましょう。

  1. 塗装希望箇所の診断と修繕箇所の確認
  2. 塗料選び
  3. 塗装工事費用の見積もり
  4. 見積金額と工事内容に納得してから契約
  5. 塗装工事開始
  6. 塗装工事完了
  7. 引き渡し

診断と見積もりは、無料で受けることができる業者がほとんどです。 いくつかの業者を比較し、工事内容や提案の違いを見分け、自分に合う業者を選ぶようにしてください。

5-3.塗装工事の期間や費用

塗装箇所や塗り替え範囲により、工事期間が長くなることも想定しなければなりません。塗料の種類でも、乾燥までの時間は変わります。見積もりの段階で工事期間の目安を伝えてもらうことができますし、事前に希望は伝えておきましょう。おおよその目安として、数日から1週間を見ておいてください。足場を要する工事では、足場組みから解体までの時間も必要です。
塗料選びや工事箇所により、費用も上下します。そのため、見積もりで追加工事費用がないことを確認し、納得してから契約することが重要です。安いからと安易に契約せず、工事内容をしっかりチェックしてください。手抜き工事で、後々修繕が必要となれば、余計な出費で最終的に高くつくことも考えられるでしょう。

5-4.塗装工事を抑えるための工夫

塗料は高機能なものほど高くなります。初期費用を抑えることを重視するなら、コストがかからない塗料を選ぶことが工事費用を抑えるコツです。塗料が乾きにくい梅雨や冬季は避ければ、工事期間が長引くことを回避できます。工事期間を短くできる季節を選び、工事費用を抑えられるか業者とよく打ち合わせをしてください。また、修繕範囲が広がると出費もかさみます。なるべく早期に着手することが、工事費用を抑える秘訣(ひけつ)でもあるでしょう。

5-5.塗装工事における注意点

塗装工事では、必然的に臭気や塗料の飛散などが心配されます。近隣とのトラブルを未然に防ぐ策として、事前に塗装工事を行うことを伝えておきましょう。良心的な業者なら、周囲への挨拶をしてもらえます。工事中にトラブルが起こらないよう、周囲への配慮は忘れずにしておいてください。

6.塗装工事や塗装の劣化でよくある質問

塗装にかんして、さまざまな疑問や不安は出てきます。質問集を生かして、塗装工事への理解を深めましょう。

6-1.塗装工事もリフォームと同じ? 

塗装もリフォームの1つです。塗膜をリフレッシュし、美しさを取り戻し、機能を高める工事となります。家のリフォームと違い、塗装だけの工事で済む場合は大規模なリフォームとはなりません。費用などの希望は、業者に気軽に相談しましょう。

6-2.サイディングも塗装工事でリフレッシュできる? 

サイディングはタイルなどとは違い、塗装内容が少し異なります。しかし、サイディング向きの塗料が流通していますので、美観を高めることができるでしょう。

6-3.外壁に劣化があると、屋根も同じように劣化があるもの? 

建物の劣化は、一部分だけではなく、全体に見ることができると考えるべきです。風雨や紫外線などの影響は同じように受けているため、診断を受ける際は全体を見てもらうようにしましょう。

6-4.ペンキでDIYをして済ますことはいけない? 

木材など小さなものの塗り替えなら、DIYでも十分でしょう。しかし、外壁や車の塗装には職人による工事がおすすめです。色ムラや施工ミスなどを防ぐためにも、プロの技術が重要となるでしょう。自分でチャレンジしたけれどうまくできず、結局業者に依頼することになるなら、二度手間となってしまいます。塗装の塗り替えを検討する場合、まずは業者に相談してみてください。

6-5.外壁の色選びは重要? 

自治体によっては、景観を損ねないよう、規定を設けている場合があります。周辺環境に馴染(なじ)む色を選ぶよう推進しているのであれば、色選びは自分の好みだけでは決められないことも多いものです。塗装技術や経験豊富な業者は、環境を考慮した色選びができます。色に迷ったら、アドバイスを受けることがおすすめです。

7.まとめ

いかがでしたか? 塗装は外壁・屋根・車・木材・タイルなど、身近なものに使われています。ものの表面を覆い、保護して機能を高め、美観を維持するために重要な役割を担っているのです。塗装は耐用年数があり、塗料によって異なります。劣化のサインは、ひび割れ・クラック・サビ・浸水被害などがあり、サインを感じたら耐用年数を待たずに塗り替えることが、被害を食い止める策となるでしょう。定期的に診断を受け、異常やトラブルを早期発見し、塗り替え時期を検討してください。塗料や色選びに迷ったら、経験と知識豊富な業者に相談すると安心です。職人の腕や実績で仕上がりも変わります。見積もりを比較し、工事内容に納得できる業者を選ぶようにしましょう。塗装の劣化を放置した場合、資産価値が大きく損なわれます。まだ大丈夫と軽視せず、おかしいなと感じたら、まずは無料診断を受けてください。早めの工事で出費もかさむことがありません。大切な資産は定期的なメンテナンスをしっかり行うことから始まります。いつまでも美しく耐久性のある状態を維持するためにも、塗り替えは耐用年数を理解して行うようにしてください。