外壁補修・修理の目安や種類とは? 素人でも補修はできる?


外壁は、私たちの家を雨風から守ってくれる大切なものです。外壁は定期的に補修や修理が必要ですが、その目安が分からないという方も多いことでしょう。また、外壁にはモルタルやサイディングなど複数の種類があり、種類ごとに必要な修理方法も異なります。
今回は、外壁の補修や修理の方法や、修理時期の目安などを解説しましょう。

  1. 外壁の補修は何のために行うの?
  2. 外壁や補修の種類について
  3. 外壁の補修方法
  4. 外壁補修のよくある質問

この記事を読めば、外壁の補修や修理時期の目安もつけやすくなります。外壁の修理や補修を考えている方は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.外壁の補修は何のために行うの?

外壁は、家の一番外側にあって家を風雨や紫外線、暑さ・寒さから守ってくれるものです。外壁が劣化すれば雨水などが壁内部まで浸食して家の寿命が短くなるほか、断熱効果も失われてしまいます。外壁は常に外気や風雨にさらされていますので、家の中では屋根と同じく傷みやすい場所の一つです。ひび割れなどを修理するのはもちろんのこと、一見して外壁に問題が無いように見えても、定期的に補修や工事を行わなければなりません。
補修工事には、

  • コーキング補修
  • 外壁塗装
  • 部分補修

などがあり、補修を定期的に行っていれば、大規模な修理をする回数も減っていくでしょう。ちなみに、マンションのような集合住宅の場合は、10~12年ごとに大規模修繕を行うことが望ましいとされています。
外壁の補修工事を怠っていると、やがてひび割れ・サビ・カビなどが発生し、サイディングボードの落下など大規模な事故がおこる可能性もあるでしょう。そうなると、修繕に費用も時間もかかります。また、補修を行わないと外壁の内側にある内壁にも傷みが出てきて、家そのものの寿命が短くなる可能性もあるでしょう。

2.外壁や補修の種類について

この項では、外壁・補修の種類について解説します。どのよう種類があるのでしょうか?

2-1.外壁の種類

現在、住宅の外壁には、モルタル・サイディング・コンクリートなどが使われています。

  • モルタル:砂・セメント・水を練り上げて作った素材で、30年前までは一戸建て外壁の主流だった
  • サイディング:セメント質と繊維質材を主な原料としたボード状の外壁素材。種類が豊富で、20年ほど前から外壁材の主流となっている
  • コンクリート:砂・砂利・水などをセメントで凝固させたもので、デザイン性が高く「コンクリート打ちっぱなし住宅」などの外壁に利用されている

といったものが、それぞれの特徴です。

2-2.補修はどの外壁にも必要なの?

外壁はどのような素材でも、雨風にさらされることによって劣化します。ですから、どのような素材の外壁であれ、定期的な補修は必要です。補修が必要になるまでの期間は素材によって異なりますが、モルタルが8年前後、サイディングが8~10年前後・コンクリートが10~12年前後ごとが目安となっています。これはあくまでも目安であり、家が建っている場所や自然環境によっても異なりますので、注意しましょう。

2-3.補修の種類と必要な状況について

  • 外壁に細かいひび割れなどが入っている:ひび割れを埋める補修
  • 外壁に汚れが目立つようになった:汚れを落とし、外壁の塗り直しをする
  • 外壁塗装がはがれてきた:外壁塗装の塗り直しをする
  • サイディングの接着剤(コーキング)が劣化してきた:劣化したものを取り除き、新たに注入する
  • 外壁の汚れなどが目立ち、外壁塗装の塗り直しでも追いつかない:サイディングボードの重ね張りなどを行う

外壁の補修には、以上のような方法があります。外壁塗装の劣化具合はひび割れや汚れなど素人が見てもすぐにわかるものから、専門家が検査をしないと分からないものまであるため、定期的な検査が必要です。マンションなどの集合住宅は、定期的な大規模修繕前に劣化具合をチェックしてもらうことが多いでしょう。一戸建ての場合は、建築してから8年を過ぎたら一度外壁の補修や塗り替えを行っている業者に点検を依頼するとよいですね。

3.外壁の補修方法

この項では、外壁の補修・方法について解説します。自分でできる補修と、業者に依頼する必要がある補修の違いはなんでしょうか?

3-1.自分でできる外壁補修の方法とは?

  • 手の届く範囲で、幅が2㎜以下、長さが数センチ程度のひびの補修
  • 外壁の汚れ落とし(カビ、コケなどを含む)
  • コーキングの軽微な補修
  • 外壁についたツタなどの植物の撤去

などは自分で行うことができます。ひびの補修材や外壁用の洗剤・コーキングなどはホームセンターで手に入るので、購入してみましょう。ツタなどの植物やカビやコケなどの汚れは、外壁の劣化を早めます。できるだけ早く日常のお手入れの一環として掃除をしたり、除去したりしましょう。

3-2.業者に依頼する目安

  • 外壁一面に汚れが広がり、掃除が追いつかなくなった
  • コーキングの広い範囲にひび割れやはがれが見られる
  • 外壁にできるひびの幅が2㎜を超え、さびなども浮き出ている
  • 手で外壁をこすると白い粉がつく(チョーキング)
  • コケやカビが外壁の広い範囲にはえている
  • 外壁から雨漏りが疑われる

以上のような場合は、できるだけ早く外壁の修理や塗り直しを行っている業者に点検をしてもらい、補修を行いましょう。特に、雨漏りが疑われる場合は、防水塗装が劣化している恐れがあります。放っておくと雨漏りがひどくなり、内壁にカビが生えたり腐ったりする可能性があるので、早急な対策が必要です。

3-3.外壁塗装の重要性

外壁塗装に使われる特殊な塗料は、防水・断熱効果などがあります。ですから、塗装がはがれただけで雨漏りが発生したり断熱効果が弱くなったりするのです。「外壁塗装が剥がれてきたけれど、見た目が悪くなるだけだから気にしない」と思っていると、家全体の寿命が短くなります。

3-4.業者の選び方

外壁の補修や外壁塗装を行っている業者は、たくさんあります。インターネットを検索するだけで、たくさんの業者がヒットするでしょう。業者を選ぶ際、値段を基準にされる方も多いと思います。しかし、ほかの業者に比べて極端に安い業者は、必要な量の塗料や資材を使わずに工事期間を短縮し、工賃を安くするところもあるのです。特に、「今はキャンペーン期間中です」と詳しい説明をせず、契約を急がせる業者は注意しましょう。
優良な業者は依頼を受けたら、まず外壁などの状態を入念にチェックし、必要な補修工事を依頼主に説明したうえで見積もりを出します。そして、依頼主が納得すれば契約です。アフターフォローを行っている業者も多いので、工事費用だけを比べると最安値業者よりは高く感じられても、結果的に安くつくでしょう。株式会社テンイチでは、工事前に無料外壁診断を実施し、充実の保証制度・アフターサービスも評判です。静岡県内で外壁塗装・補修をお考えの方は、ぜひ利用してみてください。

4.外壁補修のよくある質問

Q.外壁補修はどのくらいの工事期間が必要ですか?
A.補修工事によってことなりますが、外壁塗装で2~3週間、外壁塗装と補修工事を一緒に行う場合は3~4週間が目安にしてください。

Q.外壁塗装や補修を安く済ませる工夫はありますか?
A.高機能な外壁塗装塗料を使うと、どうしても高くなりがちです。業者と相談して必要な機能を備えた安価な塗料を紹介してもらったりしましょう。こまめに補修をするほうが、工事費が安くなります。

Q.外壁塗装を実施する前の注意点などはあるでしょうか?
A.塗料が飛び散るので場合によっては、近隣のお宅の私有物にも養生が必要になることもあるのです。挨拶とお願いを忘れないようにしましょう。

Q.外壁塗装や補修の悪徳業者はありますか?
A.はい。飛び込みでやってきて「外を歩いていたら、お宅の外壁の劣化具合が気になった」というようなセールスをする業者は、依頼しない方がよいですね。外からわかるほど外壁が劣化している場合は、住んでいればすぐに気がつきます。

Q.大手業者と地域密着型業者のどちらを利用したほうがよいでしょうか?
A.どちらもメリット・デメリットがあります。地域密着型の業者のほうが、きめ細やかなアフターケアがのぞめるでしょう。

5.おわりに

いかがでしたか? 今回は外壁の補修や修理について解説しました。家を建てた以上、外壁の劣化は避けられません。定期的に検査をして、こまめに補修や修理を行うことが癒えの寿命が延びるコツです。また、台風などの大規模災害にあった後は、何とも無いように思えても、一度外壁を検査してもらいましょう。