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2014.12.22 知って得する塗装講座

外壁を洗浄する方法を知りたい! 汚れる原因&放置するリスクも解説!

「外壁の汚れが目立つので外壁洗浄したいけど、どんな方法があるのだろう」「外壁が汚れる原因や放置するリスク」を知りたいとお考えではないでしょうか? 外壁はさまざまな原因で汚れるため、定期的に洗浄することがおすすめです。しかし、実際にどんな原因で汚れるのか、どんな方法で洗浄するとよいかなど、よく分からないこともあるでしょう。

そこで今回は、外壁の洗浄について詳しく解説します。

この記事を読むことで、外壁を洗浄するポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.外壁が汚れる原因は?

最初に、どんな原因で外壁が汚れるのか見ていきましょう。

1-1.土ボコリ

外壁が汚れる原因の一つが、土ボコリです。外壁には、風に乗って大量の土ボコリが付着します。特に、強風や台風の後は、外壁が想像以上に汚れているものです。土ボコリは、付着してすぐなら、水を流しただけでも落としやすいでしょう。しかし、外壁のすき間に入り込んでしまうと取りづらい汚れになります。

1-2.花粉

花粉も、外壁が汚れる原因です。特に花粉の量が多い時期は、外壁が黄色っぽく見えることもあります。花粉は土ボコリなど、そのほかの汚れと混ざって付着することも多いのが特徴です。特に、山や森に近い場所では、季節によって大量の花粉が外壁に付着することがあるでしょう。

1-3.鳥のフン

鳥のフンも、外壁が汚れる原因になります。特に、屋根やベランダ付近の外壁に付着しやすいので注意してください。鳥のフンには、さまざまな雑菌や含まれいるため、早く除去する必要があります。しかし、外壁にしつこくこびり付いているため、水で流しただけでは除去しづらく厄介です。

1-4.虫のフンや死がい

外壁が汚れる原因に、虫のフンや死がいの付着も挙げられます。屋外には、無数の虫が存在しており、外壁にとまったり巣を作ったりするするため、フンや死がいが付着しやすいのです。特に、庭に木が多い、森・池・川が近くにある建物は、虫のフンや死がいによる汚れが目立ちやすくなります。

1-5.排気ガス

排気ガスも、外壁に付着する汚れの一つです。特に、交通量が多い道路に建物が面していると、排気ガスによる汚れが目立ちます。排気ガスによる汚れは、黒っぽくくすんで見えるのが特徴です。また、排気ガスはベタベタしているため、付着すると落としにくく、洗浄作業が大変になることがあります。

1-6.コケ・藻(も)・カビ

コケ・藻(も)・カビが繁殖すると、外壁が汚れて見えます。特に、日陰になりやすかったり池や川が近くにあったりする場合などに多いでしょう。コケ・藻(も)・カビは、外壁の奥深くに根を伸ばし、外壁材をボロボロにしてしまうことがあります。そのため、発見ししだい、すぐに除去することが大切です。

1-7.手あか

外壁でも、手がよく触れる部分には手あかが付着します。玄関ドアの近くや、子どもの遊び場所付近の外壁などを見ると、意外と手あか汚れが付着しているものです。手あかは、皮脂や角質汚れが混ざったものであり、放置するとそのほかの汚れと混ざってしつこい汚れになります。

2.汚れた外壁を放置するとどんなリスクがある?

外壁を汚れたまま放置するとどんなリスクがあるか、詳しく見ていきましょう。

2-1.建物の美観を損ねる

外壁の汚れたままにすると、建物の美観を損ねます。外壁の汚れによって、実際の築年数より古く見えたり清潔感が乏しい印象を与えたりしてしまうのです。また、手入れが行き届いていない印象を与えることもあるでしょう。たとえば、店舗用の建物で外壁が汚れたままでは、来客数や売り上げの減少につながることもあります。また、建物を賃貸や売却に出す場合も、美観を損ねた状態では不利です。

2-2.外壁塗装や外壁材が劣化する

外壁塗装や外壁材が劣化するのも、外壁の汚れを放置するリスクです。外壁塗装や外壁材に汚れが付着すると、色あせや材質の劣化を促進します。そのため、本来なら10~15年程度の寿命であるはずが、数年程度で塗り替えや交換が必要になることもあるでしょう。短期間で塗り替えや交換が必要となれば、メンテナンス費用が高く付くことになります。

2-3.建物の強度が落ちることがある

建物の強度が落ちることがあるのも、外壁の汚れを放置するリスクといえます。外壁材が汚れによって劣化すると、素材がスカスカになって十分な強度を保てなくなることがあるからです。特に、コケや藻・カビが繁殖した外壁は、内部がボロボロになっていることもあるので注意してください。外壁の強度が落ちた建物は、震度5弱程度の地震でも大きな被害を受ける可能性があり、危険です。

2-4.建物の資産価値が下がる

外壁の汚れを放置すると、建物の資産価値が下がることにつながります。外壁の汚れは、建物の美観を損ねるほか、外壁塗装や外壁材の劣化につながり、建物の強度が落ちる原因にもなるからです。また、手入れが行き届いていない印象になることから、売却しようとしてもなかなか買い手が付きづらいこともあるでしょう。建物の資産価値を維持するためにも、外壁の汚れを放置してはいけません。

3.外壁を洗浄する方法

外壁を洗浄するにはどんな方法があるか、詳しくご紹介します。

3-1.ホースで水をかける

外壁を洗浄するのに最も簡単なのが、ホースで水をかける方法です。外壁の汚れの種類によっては、付着したばかりなら水をかけるだけでも随分キレイになります。たとえば、大雨や台風の後などは外壁が汚れているため、ホースで水をかけておくとよいでしょう。ただし、高所などはホースの水が届かないことが多いため、そのほかの方法と併用することが必要です。

3-2.高速洗浄機を使う

外壁を効率よく洗浄するには、高速洗浄機を使う方法があります。洗浄ブラシが高速で回転するため、外壁に軽く当てるだけで、簡単に汚れをキレイにすることが可能です。また、短時間で隅々までキレイにできるのもメリットでしょう。一般的な汚れであれば、高速洗浄機だけで十分にキレイになります。ただし、一般家庭用の高速洗浄機では、高所の洗浄が難しく、また、外壁の状態によっては使用できないこともあるので、業者に依頼するのがおすすめです。

3-3.バイオ洗浄を行う

高速洗浄機だけで落ちない汚れは、バイオ洗浄を行うと落ちることがあります。バイオ洗浄は、特殊な洗浄液を使うことで、外壁の汚れを隅々までキレイにする方法です。たとえば、外壁にコケや藻・カビが繁殖している場合に効果があります。なお、バイオ洗浄は、洗浄液と外壁塗装・外壁材との相性を見極める必要があるため、専門知識を持った業者に依頼しましょう。

4.外壁の洗浄を業者に依頼する方法は?

外壁の洗浄は、信頼できる業者に依頼することが大切です。

4-1.信頼できる業者の選び方

外壁の洗浄を依頼するなら、以下のポイントを満たした業者を選ぶと間違いありません。

  • 外壁の洗浄で豊富な実績がある
  • 丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評がある
  • 現場視察や見積もりは無料
  • 都合のよい日時と場所で作業してもらえる
  • 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
  • スタッフが親切で感じがよい
  • 顧客からの評判がよい
  • 保証やアフターサービスが充実している

なお、当テンイチでも、外壁の洗浄を数多くお受けしてご好評をいただいています。まずは、お気軽にご相談ください。

4-2.外壁の洗浄を業者に依頼する流れ

業者に外壁の洗浄を依頼する流れは、以下を参考にしてください。

  1. この記事の「4-1.信頼できる業者の選び方」を参考にして業者を選ぶ
  2. 1で選んだ業者に連絡し、現場視察と見積もりを依頼する
  3. 業者がやってきて現場視察を行い、依頼者からの要望をまとめて見積もりを作成する
  4. 見積もりが業者から送られてきたら内容をチェックし、問題なければ正式に契約する
  5. 指定日時に業者がやってきて外壁の洗浄を行う
  6. 外壁の洗浄が完了したら依頼者と業者で作業内容を確認して完了

4-3.外壁の洗浄を業者に依頼するときの注意点

外壁の洗浄を業者に依頼するときは、以下のような注意点があります。

4-3-1.疑問や不安をそのままにしない

外壁の洗浄を業者に依頼するときは、小さな疑問や不安であってもそのままにしてはいけません。たとえば、業者からの見積もりや説明の内容に疑問や不安があったら、必ずその場で確認し、クリアにしておきましょう。よく確認せずに進めた結果、依頼内容と異なる作業をされてしまう原因になります。

4-3-2.悪質業者の手口に気を付ける

悪質業者の手口には、十分に気を付けてください。悪質業者の主な特徴は、以下のとおりです。

  • 主な営業手段が飛び込み訪問や勧誘電話
  • 根拠のない激安価格を提示して契約につなげようとする
  • スタッフの言葉遣いや態度が悪い
  • キッパリ断っているのにしつこく居座る
  • 依頼していないのに外壁をチェックしようとする
  • 「今すぐ外壁を洗浄しないと大変なことになる」などと不安をあおる
  • 身分証や社員証の提示を求めても渋る
  • 正式な見積もりや契約書を作らず、口頭で契約しようとする
  • 顧客からの評判が悪い
  • 保証やアフターフォローが乏しい

万が一悪質業者と契約してしまうと、高確率でトラブルに巻き込まれます。上記のような特徴に当てはまる業者とは、絶対に契約してはいけません。

5.外壁の洗浄に関するよくある質問

最後に、外壁の洗浄に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.前回の外壁塗装から15年経過した外壁を洗浄する注意点は?
A.すでに外壁塗装が寿命を迎えており、洗浄作業に耐えられない可能性があります。業者とよく相談し、可能であれば外壁塗装のやり直しがおすすめです。

Q.外壁の洗浄は何年ごとに行うべきか?
A.特に決まりはありません。汚れが気になった都度、行うとよいでしょう。なお、定期的に業者に外壁を洗浄してもらうことで、常にキレイな外壁を維持できるほか、ダメージを早く発見・修復できておすすめです。

Q.光触媒塗料を使用すると外壁の洗浄が不要になる?
A.確かに、光触媒塗料にはセルフクリーニング機能があることから、洗浄の手間がかからないのがメリットといえます。しかし、セルフクリーニング機能だけでは落としきれない汚れが付着することもあるため、洗浄が不要とはいえません。また、日光がほとんど当たらない外壁では、光触媒塗料のセルフクリーニング機能がほとんど期待できないこともあるでしょう。

Q.自分で外壁を洗浄するメリット・デメリットは?
A.以下をご覧ください。

メリット

  • 洗浄費用が安い
  • いつでも好きなタイミングで作業できる

デメリット

  • 高所など手が届かない場所は洗浄できない
  • 汚れの種類によっては落としきれないことがある
  • 多くの労力と時間が必要

Q.外壁の洗浄作業中に業者が家に傷を付けた場合はどうなる?
A.明らかに業者の落ち度による傷なら、すぐに修復もしくは弁償してもらえます。信頼できる業者では、万が一の場合に備えて作業中の損害保険に加入しているので安心です。

まとめ

今回は、外壁の洗浄について詳しく解説しました。外壁には、さまざまな種類の汚れが付着します。汚れの種類によって最適な方法で洗浄すれば、新品のような状態に仕上げることも可能です。ただし、外壁塗装が何らかの理由で劣化している場合は、外壁塗装のやり直しが必要になることもあります。いずれにしても、まずは、信頼できる業者に現場視察を依頼してアドバイスをもらうとよいでしょう。

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