外壁の防水対策が必要な理由! 建物の寿命をのばすための5カ条


外壁の劣化に最も大きくかかわっているのが「水」の存在だということをご存じでしょうか。
外壁は常日頃からさまざまな影響から建物を守っています。
その中でも水による影響は大きく、防水対策を施している外壁とそうでない外壁とでは、建物の寿命がまるで変わってくるのです。

  • そろそろ外壁塗装の塗り替えを検討しているが、防水対策したほうがいいだろうか
  • 防水塗装と防水シート、どちらがいいの?
  • 防水対策をしないとどうなる?

そんなビルやマンションのオーナー様のために、外壁の防水対策についてまとめてみました。

目次

  1. 外壁の防水対策について
  2. 防水対策の必要性
  3. 防水対策を行うメリット
  4. どのような防水方法があるのか
  5. 業者に依頼する際の注意点
  6. まとめ

1.外壁の防水対策について

現在の日本では「いかに地震に強い建物を建てるか」ということが課題になっています。
過去の大震災では建物の崩壊や損壊による被害が非常に多かったことをご存じでしょうか。
実は、耐震工事をしっかりと行っていた建物でも、防水機能の低下により耐震機能まで低下してしまっている例は少なくないのです。
外壁の防水対策がいかに大切なことなのか、より多くの人に知ってもらいたいと思います。

2.防水対策の必要性

外壁の防水対策にはどのような必要性があるのでしょうか。
ビルやマンションの外壁塗装を検討しているなら、防水対策の重要性についてもぜひ知っておいてください。

2-1.外壁の劣化が早まると建物の寿命が短くなる

ビルやマンションの外壁は、常に雨風の影響を受け続けています。
何らかの対策を施さなければ、外壁の劣化は早まっていくばかり。
特に、水が浸入すると外壁は弱くなり、建物を守れなくなってしまいます。
外壁にはもともと防水対策が施されていますが、永久的に効果が続くわけではなく、定期的にメンテナンスを行う必要があるのです。
年月とともに防水機能が失われていくと、外壁は雨風の影響を受けやすくなっていきます。
放っておくと建物自体の寿命を縮めることにつながるため、防災対策は絶対に怠ってはいけないというわけです。

2-2.見た目が悪くなり、事故が発生する危険性も

外壁に雨水が浸入すると、劣化してヒビが入りやすくなります。
ビルやマンションのオーナー様にとって、建物の見た目が悪くなることは大変重要な問題でしょう。
しかし、見た目が悪くなるという問題だけではありません。
外壁の防水対策をしていないと、外壁の一部がはがれ落ち、事故の発生にもつながります。
万が一、通行人にけがを負わせてしまったらどうなるでしょうか。
オーナー自身が責任を負うことになり、多額の賠償金を支払う必要性が出てくる場合も考えられます。
そうなる前に、外壁の防水対策について検討しておきましょう。

3.防水対策を行うメリット

では、外壁の防水対策を行うメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

3-1.建物の老化を防ぐ

外壁の防水機能が低下すると隙間から雨水が浸入し、木材部分が腐敗したり鉄部分がサビたりしてしまいます。
そのような状態になると大がかりな改修工事が必要になり、余計に費用もかかるようになるでしょう。
建物の老化を防ぐことはメンテナンスにかかる費用の削減にもつながります。

3-2.見た目の美しさを維持する

雨水による影響を受けたビルやマンションは見た目にも悪くなるため、資産価値も下がってしまいます。
オーナーにとって建物の資産価値を落とさないようにすることは重要な役割であり、いつまでも見た目の美しさを維持するためにも、外壁の防水対策は必要不可欠といえるでしょう。

4.どのような防水方法があるのか

外壁の防水方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
どの方法で防水するのがベストなのか、よく考えてみてください。

4-1.防水塗料

防水機能のある塗料を塗布する防水対策で、最もポピュラーな方法となっています。
外壁用の防水塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素の4種類がありますが、コンクリート製の外壁にはシリコンとフッ素塗料が使われることになるでしょう。
防水塗料は耐久性に優れており、12年~15年の寿命があるようです。
防水塗料を塗布するには高い技術力が必要のため、実績の豊富な業者に依頼することをおすすめします。

4-2.防水材

無色透明で、ビルやマンションの外観を変えずに防水機能を強化できるのが防水材です。
防水材を塗布する際は外壁に合ったものを選ぶ必要があるため、業者としっかり相談して決めてください。
ホームセンターにも売られていますが、あくまでも応急処置として使用するものです。
本格的に防水機能を強化したい場合は、業者に依頼しましょう。

4-3.防水シート

外壁表面で防ぎきれなかった雨水や結露水が内部に侵入するのを防ぐのが、防水シートです。
単に雨水の侵入を防ぐだけでなく、内部で発生した湿気や水分を屋外に排出する役割もあります。
防水シートによる工事は必ず業者に依頼してください。

5.業者に依頼する際の注意点

最後に、外壁の防水工事を業者に依頼する際の注意点をいくつかまとめてみたいと思います。

5-1.安いだけの業者には注意

外壁の防水工事にはそれなりの費用がかかります。
防水塗料や防水材は安いものではありませんので、当然のことでしょう。
「できるだけ安く済ませたい」という気持ちは分かりますが、あまり安さばかりを宣伝している業者に依頼するのは危険です。
しっかりとした防水性を発揮できない塗料や防水材を使用している恐れがありますので、適切な価格で工事をしてくれる業者を選ぶようにしましょう。
そのためにも、いくつかの業者に見積もりを依頼して、比較してみることが大切です。
比較することで外壁防水工事の相場が分かるので、参考にして決めましょう。

5-2.豊富な実績のある業者を選ぶ

外壁の防水工事には高い技術力が必要なので、豊富な実績を持つ業者を選ぶようにしてください。
実績に関しては、業者のホームページを見れば載っている場合もあります。
ただし、長年の実績があるからといってろくに事前調査もせず工事を始めようとする業者には注意が必要です。
必ず事前に外壁の状況をしっかりとチェックし、状況に合った工事をしてくれる業者を選ぶようにしましょう。

5-3.アフターフォローの充実した業者がおすすめ

外壁の防水工事は後になってから何かとトラブルが起こりがちです。
アフターフォローの充実した業者を選ぶようにしてください。
施工後に何らかの問題が生じたときは、すぐに相談するようにしましょう。

6.まとめ

外壁の防水に関する情報をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

  • 外壁の防水対策について
  • 防水対策の必要性
  • 防水対策を行うメリット
  • どのような防水方法があるのか
  • 業者に依頼する際の注意点

「外壁塗装を検討しているが、防水対策が必要なのか知りたい」というビルやマンションのオーナー様は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。