遮熱塗料と断熱塗料の違いについて知りたい!それぞれの特徴とは?


外壁塗装を考えている人は必見です。
さまざまな種類の外壁塗装があります。中でも「遮熱塗料」や「断熱塗料」に注目が集まっていることをご存じでしょうか。
同じようでまったく異なる「遮熱塗料」と「断熱塗料」の違いについて詳しく説明していきます。
違いについて知りたい人や外壁塗装を考えている人はぜひチェックしてください。
熱伝導のメカニズムやそれぞれの特徴についても詳しく説明しましょう。

目次

  1. 熱伝導のメカニズム
  2. 遮熱塗料の特徴
  3. 断熱塗料の特徴
  4. まとめ

1.熱伝導のメカニズム

遮熱塗料と断熱塗料の違いを知るには「熱伝導のメカニズム」をきちんと把握しておかなければなりません。
熱伝導のメカニズムについて詳しくチェックしていきましょう。

1‐1.「熱伝導」とは?

違いについて把握する前に、「熱伝導」とはどのようなものなのかまでさかのぼりましょう。
「熱伝導」とは移動現象の1つになっています。
移動現象でも物体の移動ではなく、高温から低温へと熱が伝わることです。
熱伝導は熱伝達の1つであり、「物体内部・接触する物体間における温度の相違によるもの」となります。
つまり、常に太陽の光が当たっている屋根から熱が内部へと伝わってしまう仕組みです。
そとからの熱が伝わると、内部も熱を感じてしまいます。
このように、熱伝導は熱がそとから内側へ伝わる仕組みだと覚えておいてくださいね。

1‐2.知っておきたい「熱伝導率」

どのくらい熱からの影響があるのか、示す値として「熱伝導率」があります。
熱伝導率は遮熱・断熱塗料を考えている人にはぜひ把握しておいてほしいものになるので要チェックです。
熱伝導率は熱伝導度も呼び、熱の伝わりやすさが示しています。
基本的に熱は温度の高い部分から低い部分へと移動しますが、熱移動が起こりやすいほど熱伝導率が非常に高いのです。
熱伝導率は厚みの単位によって温度差が1度ある場合、単位時間で単位面積を移動する熱量が係数となります。
つまり、熱伝導率が高いほど熱移動する可能性が高いと言えるでしょう。
断熱・遮熱効果を高めたい人はぜひ熱伝導率をチェックしてくださいね。

1‐3.熱伝導率を抑えることができるかどうか

年々地球温暖化によって気温が上昇しています。
しっかり屋根に熱伝導率が抑える塗料を使用しておかなければ、太陽の熱が室内にも影響を及ぼすのです。
従来は熱伝導率が非常に高い塗料ばかりでした。
しかし、最近は遮熱や断熱塗料など熱伝導率を抑える塗料も登場してきているのです。
外壁塗料を表面温度の上昇を抑えることのできる塗料を使うことで、室内への影響も少なくできますよ。
塗料を選ぶときは、熱伝導率を抑えることができるかどうかに注目してくださいね。
以上のように、熱伝導メカニズムやそれぞれ塗料の熱伝導率を必ずチェックしていきましょう。
何の知識のないまま塗料を選んでしまうと失敗するので要注意ですよ。

2.遮熱塗料の特徴

2‐1.「熱を反射する」遮熱塗料

太陽から伝わる熱の伝導を防ぐ塗料にはいろいろな種類があります。
さまざまな種類によって特徴が異なるためきちんと把握しておかなければなりません。遮熱塗料の特徴は「熱を反射する」点にあります。
太陽からの熱を塗料の効果によって反射してくれるのです。
よって、室内には太陽の熱が伝わりません。
反射する部分は断熱塗料との大きな違いになります。必ず確認しておいてくださいね。また、室内の温度を下げてくれるため、夏にはとても涼しい環境が維持できますよ。
住宅の構造によってはマイナス2℃も下がるのです。
節電効果が期待できることから、遮熱塗料を外壁塗料として使う人も近年増えてきていますよ。

2‐2.遮熱塗料の耐用年数はおよそ10年~20年

外壁塗料を選ぶ際に必ず確認してほしいのが「耐用年数」です。
外壁は定期的に塗り替えていかなければなりませんが、耐用年数は塗り替える大切な目安になります。
できるだけメンテナンス回数を減らしたい人は、耐用年数が長い外壁塗料を使うと良いでしょう。
遮熱効果のある遮熱塗料の耐用年数はおよそ10年~20年です。
外壁塗料の中でも非常に長くなっていますよ。
耐用年数が長く、遮熱塗料にはさまざまなメリットがあるのです。
ほかには、高耐久性やCO2削減効果、ちょうど良い費用で利用できる点がメリットになります。
外壁塗装をするとき多くの人が費用を気にしているでしょう。
自治体によっては遮熱塗料の施工費用における援助を受ける制度もあるので、ぜひチェックしてくださいね。

3.断熱塗料の特徴

3‐1.熱伝導を抑える「断熱塗料」

熱をシャットアウトする遮熱塗料とは異なる「断熱塗料」について説明します。
断熱塗料とは、熱伝導を抑える塗料です。
太陽熱による熱伝導を抑えることができ、室内の温度上昇を抑制します。
室内の温度上昇を抑えると同時に、室内の熱をそとへ逃がしません。
そのため、夏は涼しく冬は暖かい家になります。
1年中快適な空間にしたい人は遮熱塗料よりも断熱塗料がおすすめですよ。
断熱塗料には反射効果もそなわっています。
遮熱塗料よりも効果は薄まりますが、一石二鳥と言える塗料になるでしょう。
一方、遮熱塗料には断熱塗料が持っている熱伝導抑制効果がありません。
2つの違いは以上のような点になりますよ。
ぜひ押さえておいてくださいね。

3‐2.断熱塗料の耐用年数はおよそ15年~20年

断熱塗料の種類によっても異なりますが、耐用年数はおよそ15年~20年です。
遮熱塗料よりも耐用年数が少し長い特徴を持っていますよ。
しかし、遮熱塗料よりも費用が高くついてしまうのです。
高性能で高品質な分、価格が高いのが唯一のデメリットになっています。
多少高くついたとしても高品質な外壁塗料を使いたい人は、断熱塗料がおすすめですよ。
ただし、断熱塗料も自治体によって補助金制度が利用できるところもあるでしょう。
自分が住んでいる地域で制度が利用できるかどうか、必ずチェックしてくださいね。
このように、断熱塗料と遮熱塗料にはさまざまな違いがあるのです。
1年中快適な家にしたい人は断熱塗料、夏だけ太陽熱を遮断したい人は遮熱塗料を選んでください。
また、費用は業者によって異なるため、事前に見積もりをチェックすることが大切ですよ。

4.まとめ

熱伝導のメカニズムや遮熱塗料・断熱塗料の特徴について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
外壁塗装を考えている人は、それぞれの塗料におけるメリットやデメリットをきちんと把握しなければなりません。
事前に知識を身につけておけば、ベストな塗料が選べるでしょう。
外壁によっては室内への影響も異なるので注意することが大切です。
そして、不安な点があればプロである業者に尋ねると良いでしょう。
遮熱・断熱塗料を利用している業者であれば、どのような質問でも丁寧に答えてくれますよ。

  • 「熱伝導」とは熱が伝わる移動現象
  • 熱の伝わりやすさを示す「熱伝導率」
  • 熱伝導率を抑えることができるかどうか
  • 熱を反射する「遮熱塗料」
  • 熱伝導を抑える「断熱塗料」
  • 遮熱塗料の耐用年数はおよそ10年~20年
  • 断熱塗料の耐用年数はおよそ15年~20年

以上のポイントはぜひ押さえておいてください。
耐用年数はもちろん、特徴や違いをしっかりチェックしておきましょう。
自分たちの理想に合ったぴったりの塗料が選べるように知識は必要不可欠ですよ。