外壁の弾性塗装とは?知っておきたい弾性塗装のメリットとデメリット


外壁は家の美観を保つ大切な部分です。
外壁がはがれる、汚くなっていると悪い印象を与えてしまいます。
キレイな外壁を保ち続けるためには定期的メンテナンスが必要不可欠です。
また、外壁にもさまざまな種類があるので注意しなければなりません。
外壁塗装の1つである“弾性塗装”の特徴やメリット・デメリット、業者に依頼する注意点について説明します。

目次

  1. 弾性塗装の特徴
  2. 弾性塗装のメリット・デメリット
  3. 外壁塗装を業者に依頼する際の注意点
  4. まとめ

1.弾性塗装の特徴

外壁塗装の種類はさまざまで、それぞれ特徴があります。
“弾性塗装”とはどのような特徴を持っているのでしょうか。
外壁塗装をする前にしっかり特徴を把握してくださいね。

1‐1.“硬化剤”が入っている外壁塗料

一般的に塗料は「顔料」、「添加剤」、「合成樹脂」にわかれています。
外壁塗料として使用するのが多いのは合成樹脂です。
さらに、合成樹脂でもアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素と4種類があります。
“弾性塗料”とは、以上の塗料の中に“硬化剤”が入っている塗料のことです。
主に、シリコン・フッ素塗料に硬化剤を入れた塗料になるでしょう。
硬化剤が入っているため、非常に弾性機能が優れています。
普通の塗料は「硬質塗料」になりますが、弾性塗料は硬質よりも伸びやすくなっているのです。
ほかにも、硬質と弾性塗料の間になる“微弾性塗料”がありますよ。

1‐2.弾性塗料の特徴は“伸縮性”

硬化剤が入っている弾性塗料の特徴は、何と言っても“伸縮性”です。
一般的に多い外壁塗料は、モルタル素地(そじ)に塗装するケースが多いでしょう。
しかし、そのまま塗装すれば年数の経過とともにひびが入ってしまいます。
ひびのことを「クラック」と言いますが、クラックを放置すると雨水が中に入りこんでしまうのです。
伸縮性が特徴的な弾性塗料で塗装すると、クラックができてもカバーできるでしょう。伸びる特長を十分に生かすことができます。
以上のように、弾性塗料はほかの塗料よりも伸びる特徴があると思ってくださいね。

1‐3.使ったほうが良いケースと悪いケース

硬化剤が入っている弾性塗料は外壁の状態によって使いわけることが大切です。
たとえば、外壁がサイディングになっている場合は弾性塗料を使わないほうが良いでしょう。
サイディングに使ってしまえば、膨れの原因になります。
サイディングは普通の硬質系塗料を使っているため、空気を余計に含んでしまうのです。
空気が外壁の中に入ると膨れて見栄えが悪くなってしまいます。
逆に、モルタル外壁は使ったほうが良いでしょう。
ひびが発生した場所は普通の塗料を使用しても、再びひびが発生する可能性があります。
再発防止のためにもシーリング材でひび割れを埋めた後、弾性塗料を塗ったほうが効率的です。
以上のように、弾性塗料の効果は使い方しだいで変わります。
自分たちの家に使用している外壁を確認してから検討しましょう。

2.弾性塗装のメリット・デメリット

2‐1.ひび割れから起こる水もれ・防水効果

弾性塗装の大きなメリットは“ひび割れから起こる水もれを防ぐこと”と“防水効果を高めること”の2点です。
伸縮性に優れている塗料なのでひび割れを塗料の伸びでカバーできます。
ひび割れを放置しておけば雨水が中に入ってしまうでしょう。
大切な下地が腐ってしまい、水もれが発生する可能性が高いです。
しかし、弾性塗料を使用しておけば水もれが防げるでしょう。
また、防水効果を一緒に高めることができます。
伸びる特徴の弾性塗料は、水の侵入を防ぐ効果があるのです。
しかし、すべての外壁に効果があるとは限りません。外壁の種類や構造によっては効果が異なるため、注意が必要です。
また、水もれ・防水効果はあってもひび割れ防止効果はありません。
ひび割れ防止をしたい人はほかの方法で対策をしたほうが良いでしょう。

2‐2.費用が高く、施工に注意が必要

弾性塗料を検討している人はデメリットも把握しておかなければなりません。
弾性塗料のデメリットは主に2つあります。
まず1つ目は「乾燥時間が必要になること」です。
弾性塗料を使う場合、施工過程に注意しなければなりません。塗装をする際水分が入りこみます。入った水分を完全に飛ばしていかなければ、弾性塗装をするときに膨張してしまうのです。
入っていた水分が蒸発することで、外壁がぼこぼこになってしまいます。見た目がとても悪くなるため、美しい外観とは言えません。
特に、サイディング張りの場合は湿気が逃げにくいので注意してください。
そして、2つ目は「費用が高いこと」です。
施工過程を慎重にしなければならないため時間がかかります。時間がかかる分、費用も高くついてしまうのです。

3.外壁塗装を業者に依頼する際の注意点

3‐1.弾性塗装について詳しいかどうか

外壁塗装を業者に依頼する際、注意しなければならないことがあります。
注意点は“弾性塗装に詳しいかどうか”です。
弾性塗装は普通の塗装よりも細かいところまで注意を払わなければなりません。
施工過程をしっかり計画して、現在の外壁に合っているかどうか確認が必要になります。
そのため、きちんとした知識を持っていなければ失敗してしまうでしょう。
外壁塗装は決して安い費用とは言えません。
失敗すれば塗り直すためのお金が必要になります。
1度で成功するためにも、弾性塗装に詳しい業者を選んでください。
弾性塗装の知識はもちろん、現在の外壁に合っているかどうか、アドバイスをくれるかどうかが大きなポイントになります。

3‐2.「見積書」を必ず確認する

外壁塗装を業者に依頼する際、“見積書”も必ず確認しなければなりません。
見積書には外壁塗装に関する内訳が載っています。
内訳がきちんと載っているかどうかはもちろん、金額や内容に誤りがないかどうか確認してください。
もし、見積書に不備な点が見つかったらすぐ業者に問い合わせましょう。
業者に尋ねたとき、詳しく説明してくれる業者なら安心できます。
けれども、質問を受け流す、適当に答える業者は信用できません。
「早く契約したい」という気持ちで話を聞いている業者はほとんどが悪徳業者なので気をつけてくださいね。
依頼者の話に真剣に耳を傾け、答えてくれる業者ほど信頼できる業者です。
外壁塗装は業者選びが最も大切なポイントになります。自分にとって安心できる業者を選びましょう。

4.まとめ

弾性塗装の特徴やメリット・デメリット、外壁塗装を業者に依頼する際の注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
弾性塗料は“伸びる”塗料です。
伸びる特徴を持っていてもデメリットをきちんと把握しなければ特長を生かすことができません。
しっかりメリット・デメリットを踏まえて外壁に合っているかどうか確認しましょう。

  • “硬化剤”が入っている外壁塗料
  • 弾性塗料の特徴は“伸縮性”
  • 使ったほうが良いケースと悪いケースがある
  • ひび割れから起こる水もれ、防水効果
  • 費用が高く、施工に注意が必要
  • 弾性塗装に詳しい業者を選ぶ
  • 「見積書」を必ず確認する

以上のポイントは要チェックです。
外壁塗装は信用できる業者に依頼することが大切になります。
最低でも3社~4社を比較して信用できる業者を選んでくださいね。
無料見積もりをしているのでぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。