blog 外壁塗装ブログ

2016.06.01 知って得する塗装講座

家をキレイに保つ雨戸塗装の基礎知識! DIYテクニックも網羅

家の雨戸・シャッターを塗装する場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

住居の外壁塗装と同時に雨戸塗装をお願いする場合と、雨戸だけを塗装する場合の価格差も気になるところです。

そこで、こちらでは雨戸塗装の費用を抑えるための基礎知識を解説することにしました。

1.徹底比較!雨戸塗装のベストな方法は?

外壁塗装・屋根塗装は高所作業を伴いますから、専門業者に依頼するしかありません。しかし、1階の雨戸だけなら自力で塗装することも可能でしょう。こちらでは雨戸の塗装方法に関して比較検討したいと思います。価格・労力などを多面的に検討していますので、ぜひ、参考にしてください。

1-1.塗装業者に依頼する方法

王道は、やはり塗装業者にお願いする…という方法です。特に外壁塗装・屋根塗装との同時作業であれば、一緒に頼んでしまったほうが賢いと思います。

特に2階の雨戸を塗装する場合、足場が必要になりますから、外壁塗装のために組んだ足場を雨戸塗装にも活用できるはずです。同じ足場で外壁・雨戸の両方を塗装するなら、足場の組み立て費用は1回分。雨戸だけを塗装するよりおトクになります。一般的な相場は1平米あたり1,500円前後なので、雨戸1枚で4,000円といったところでしょうか。

外壁塗装をせず、雨戸だけを塗装する場合は2階の作業に足場が必要です。平屋の戸建ては少ないので、多くは足場を組んで作業することになるでしょう。この場合は雨戸1枚4,000円程度に加え、15万円前後の足場費用がかかる計算になります。

1-2.DIYで塗装する方法

雨戸だけを塗装するなら“自分で作業して費用を抑えたい”という方もいるのではないでしょうか。しかし、これは想像以上に難しいので注意が必要です。平屋ならば、DIYを検討するのも良いですが、2階の雨戸を塗装するとなると、かなりの危険を伴います。

足場はレンタルできますし、それほど高額でもありませんが、作業難度を考えるとおすすめできません。2階の高さから転落すれば、最悪、命を落とす恐れもあります。基本的には、2階以上の高所作業はプロに任せるのが基本…と考えてください。

1階雨戸の塗装ならDIYでも構いませんが、もともと金属部分は塗料が定着しにくいため、仕上がりにムラが出ることが多いです。もし、それでもDIYにチャレンジするなら、以下の手順で実行してください。

まず、表面を洗浄してから、雨戸表面を紙やすりで削ります。表面がツルツルだと塗料が定着しないので、ザラザラにするのです。この作業を目荒らしと呼びます。

次に、雨戸が錆びていれば錆び止めを塗ってください。錆びた部分に塗料を塗っても、錆びが悪化するにつれて剝がれてしまいます。また、錆び止めには塗料の定着度を向上させる働きがあるので、塗装を長持ちさせる効果も期待できるのです。

雨戸が錆びていなければ、錆び止めの代わりに、密着性向上プライマーを塗りましょう。塗料の定着度を上げるために役立ちます。

さて、ここまでの下準備が終わり、錆び止めなどの下塗りが乾いたら、ウレタン塗料を塗ってください。アクリル塗料・シリコン塗料はドロドロしているので金属にはなじみません。サラサラした質感のウレタン塗料がおすすめです。

塗装方法は刷毛(はけ)塗りでも、ローラー塗りでも、あるいは吹き付け塗装でも、どれでも構いません。ただ、吹き付け塗装の場合は、塗料が薄くならないように丁寧に作業するようにしてください。吹き付け量が少ないと、すぐに剝がれてしまいます。1回目に塗った塗料が乾いたら、さらに2回目の上塗りをして完成です。

2.そもそも雨戸塗装って必要なの!?

中には、雨戸塗装の必要性に疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論から申し上げると、絶対に必要…というわけではありません。外壁と異なり、塗装の有無で耐用年数が大きく変わるわけではないからです。どちらかといえば、外観を良くするための作業と捉えたほうが正確でしょう。

ただ、大切な家ですから美観を維持することも重要。見た目をキレイに保ちたいなら、おおよそ5年置きに塗装することをおすすめします。外壁塗装は7〜12年間隔で十分ですが、金属は塗装が剝がれやすいので5年程度で再塗装するほうが良いのです。

ちなみに、雨戸の塗装費用は平均4万5,000円(足場費用を除く)ですが、雨戸の取り替え費用は30万円以上。美観を保ちつつ、同時にコストパフォーマンスを重視するのであれば、雨戸本体が劣化するまでは再塗装を繰り返したほうが賢明でしょう。特に古い家だと、すでに同じ規格の雨戸が生産されていないケースがあり、この場合はオーダーメイド費用になります。かなり高額になるため、なるべく再塗装で保たせるほうが経済的です。

基本的には5年置きに1〜2回の塗装を行い、それ以上の期間が経過したら雨戸自体を交換する…というのが美観を保つコツだと思います。

3.雨戸塗装のおすすめカラーは何色?

一般的な雨戸塗装の色はホワイト・グレー・ブラウン・ブロンズ・ブラックの5色です。もちろん、好みの問題ですから何色に塗っても構いませんが、基本的には暗い色のほうが良いでしょう。

雨戸は雨風から窓を守るための設備です。雨・風を受け続けるのはもちろん、晴れた日には紫外線を受け、常に何らかのダメージに晒(さら)される部位といえます。当然、汚れやすく、劣化しやすいことはいうまでもありません。

この事実を踏まえると、やはり汚れ・劣化が目立たないブラック・ブラウンの2色がおすすめです。ホワイト・グレーは汚れが目立ちますし、紫外線を吸収しにくいために劣化が早い…という問題もあります。

まとめ

以上から、雨戸塗装を行うなら“外壁塗装と同時に依頼するのがベスト”という結論が導かれました。ただ、雨戸は外壁より塗装が剝がれやすいので、5年を目処に雨戸だけを再塗装することも検討してください。

大切な家を美しく保つために、ぜひ、定期的な雨戸塗装を検討してはいかがでしょうか?

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