外壁のコケ掃除は自分でできる? 業者に依頼すべき症状や予防方法も


「外壁のコケ掃除はどうやってやればよいのか?」「コケを予防する方法を知りたい」という人は多いでしょう。家を建てて10年もたつと、外壁のコケが目立ってくることもあると思います。コケは建物自体にもさまざまな悪影響をもたらすため、早めに対処しなければなりません。

この記事では、外壁にコケが発生する原因や正しい掃除方法などをまとめてご紹介しましょう。

  1. コケが発生しやすい場所や条件は?
  2. 外壁にコケがつく原因を紹介
  3. 外壁のコケを放置するリスク3つ
  4. 外壁のコケを掃除する手順
  5. 外壁のコケを予防しよう
  6. 外壁のコケに関するよくある質問

この記事を読むことで、自分で外壁のコケを掃除する方法や、業者に依頼するメリットなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.コケが発生しやすい場所や条件は?

まずは、特にコケが発生しやすい場所や条件についてご紹介しましょう。

1-1.北側の壁にはコケが発生しやすい

コケはジメジメした環境を好むため、直射日光が当たらず湿気がたまりやすい北側の壁に発生しやすいのが特徴です。外壁の湿気が逃げにくいのが原因といえるでしょう。「北側の外壁だけカビが生えている」という場合は、こうした自然環境が原因である可能性があります。

1-2.海や川・畑に面した家

コケは水分を栄養分にして成長するため、海や川・畑など水分が多い環境に建っている家の外壁は要注意です。外壁が湿気の影響を受け、コケが成長しやすくなります。

1-3.モルタルやサイディングの外壁

外壁材でいうとモルタルやサイディング外壁はコケがつきやすいでしょう。溝の部分に水がたまりやすいことや、水分が残りやすい材質であることが理由です。

2.外壁にコケがつく原因を紹介

外壁にコケが発生する原因についてまとめました。

2-1.外壁材の防水性が低下している

コケの発生には湿気が大きく関係してきます。外壁材の防水性が低下してくると、外壁が含む水分量が多くなるため、コケが生えやすくなるのです。特に、雨水が当たりやすい部分に集中しやすいでしょう。

2-2.クーラーによる結露が原因の場合も

室内でクーラーを強くかけたとき、外壁に結露が発生することがあります。この結露が原因でコケが発生することもあるのです。この場合、建物内部の断熱材がしっかり機能していない可能性が高いでしょう。

3.外壁のコケを放置するリスク3つ

外壁のコケを放置するとどうなるのでしょうか。

3-1.見た目が悪くなる

外壁のコケを放置すれば、当然、建物の見た目が悪くなります。外壁がコケで汚れている家は老朽化したような見た目になってしまい、イメージがよくありません。

3-2.外壁材の寿命が短くなる

コケの根は水分を含んでいるため、大量のコケが外壁についていると外壁も水分を含んだ状態になってしまいます。その結果、外壁材がもろくなり、寿命を縮める原因になってしまうのです。そうなると、大がかりな修繕が必要になってしまうでしょう。

3-3.アレルギーの原因になる場合も

コケの胞子を吸い込むことでアレルギー皮膚炎の原因になることが分かっています。また、コケはカビの発生原因にもなるため、カビが原因で起こるアレルギー性鼻炎などを引き起こす可能性もあるのです。こうした健康被害を防ぐためにも、コケを早めに何とかしなければなりません。

4.外壁のコケを掃除する手順

外壁についたコケの掃除方法についてまとめました。

4-1.自分で掃除する場合

軽度なコケであれば、自分で掃除して落とすことができます。柔らかいスポンジを軽くぬらした状態でコケを拭き取ってみましょう。水だけで落ちない場合は、市販の専用洗剤を使用するのもおすすめです。コケの再発を予防する洗剤もあるため、チェックしてみるとよいでしょう。

4-2.業者に依頼する場合

「自分で掃除してもきれいにならない」「手が届かない範囲にまでコケがついている」というときは、業者に依頼するのがおすすめです。進行度によっては外壁塗料の防水性が効かなくなっていることも考えられるため、塗装も依頼する必要があります。外壁の状態を点検してもらうためにも、プロに依頼したほうが安心でしょう。

5.外壁のコケを予防しよう

外壁のコケを予防するためのポイントをご紹介しましょう。

5-1.外壁周りの風通しをよくする

コケの発生を防ぐためには、外壁周りの風通しをよくすることが重要です。外壁の近くに樹木や植物を植えない・雑草はこまめに取り除くなどして風通しをよくしましょう。特に、外壁のすぐそばに植物が茂っている状態だと、コケの胞子が飛んできて外壁に付着してしまいます。

5-2.定期的に手入れをする

定期的な外壁のお手入れは、コケ防止に必要不可欠です。外壁材の防水性低下が原因でコケが発生している可能性もあるため、放置すると建物の寿命を縮めることになってしまいます。早めに外壁の劣化に気づくことができるよう、定期的にチェックして適切なメンテナンスをしておく必要があるでしょう。

5-3.防藻・防カビ塗料で塗装する

外壁塗装に使用する塗料は、防藻・防カビ塗料を選びましょう。微生物の増殖を抑える作用があるため、コケの発生も防ぐことができます。塗り替えのタイミングで「コケが発生しにくい塗料にしてほしい」ということを業者に相談してみるとよいでしょう。

6.外壁のコケに関するよくある質問

「外壁のコケについて知りたい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。

Q.家庭用の高圧洗浄機を使って外壁のコケを掃除しても問題ありませんか?
A.使用しても問題ない場合もありますが、水圧が強いものを使うと外壁を破損させてしまう可能性があるため、十分注意してください。

Q.コケが発生しやすくなる時期はいつですか?
A.コケの種類によって胞子を飛ばす時期が異なるため、基本的には1年中コケ対策が必要と考えたほうがよいでしょう。

Q.コケを掃除すればもう生えてくることはありませんか?
A.外壁材の内部にまで根を張っている場合は、表面のコケを掃除してもまた出てくるでしょう。その場合は、業者による対応が必要になります。

Q.外壁のコケ除去を業者に依頼するメリットを教えてください。
A.手間をかけず確実にコケを除去できること・外壁の状態をチェックしてもらえることなどがメリットです。

Q.外壁のコケ掃除を業者に依頼した場合、費用はどのくらいかかりますか?
A.通常の高圧洗浄だと1㎡あたり200~300円ですが、バイオ洗浄を行う場合は1㎡あたり500~800円が相場です。

まとめ

外壁にコケが発生する原因や放置する影響・コケの掃除方法などを詳しくご紹介しました。外壁のコケは見た目を悪くするだけでなく、建物の寿命を短くしてしまうことにもつながります。ぜひこの記事を参考に、早めに対処してください。