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2020.12.20 知って得する塗装講座

外壁塗装が劣化する原因は? 放置する影響や業者による補修方法も!

「外壁塗装の劣化が気になる」「補修工事を依頼したほうがよいのか?」とお悩みではありませんか? 外壁塗装が劣化してくると家の耐久性にも影響を及ぼすのではないかと心配になりますよね。劣化の状態や原因によっては早急な補修工事が必要になる場合もあるため、詳しく知っておきましょう。

この記事では、外壁塗装が劣化する原因や具体的な劣化症状・補修する方法などを詳しくご紹介します。

この記事を読むことで、外壁塗装の劣化を発見したときの対処法や、業者に補修を依頼すべきケースなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.外壁塗装の劣化症状にはどのようなものがあるのか?

まずは、外壁塗装の劣化症状について詳しく解説しましょう。

1-1.変色や色あせ

塗りたてのころはきれいだった外壁も、何年もたつと変色や色あせが起こります。このような症状が起こると建物が古く見えるようになり、印象が悪くなるでしょう。しかし、変色や色あせの症状は見た目に影響を及ぼすだけでなく、建物が劣化しているサインでもあります。塗膜の防水性が低下している証拠なので建物内部に雨水が浸入してしまう恐れがあるのです。

1-2.チョーキング現象

外壁を手で触ると白い粉がつくことを「チョーキング現象」と呼びます。この白い粉は塗料に含まれる顔料が粉状になったもので、塗膜の保護機能が低下しているサインです。外壁を守る機能がほとんど働いていないということなので早めに対処したほうがよいでしょう。

1-3.ひび割れ

外壁のひび割れは大きさをしっかりチェックする必要があります。幅0.3mm以下の小さなひび割れはヘアークラックと呼ばれ、早急な補修は必要ありません。ただし、外壁が劣化してきているサインではあるため、塗り替えを検討すべきでしょう。幅0.3mm以上の構造クラックは建物の防水性にも影響するため、放置すると雨漏りを引き起こす原因にもなります。早めに業者へ相談しましょう。

1-4.塗膜の浮き・はがれ

塗料の密着性が低下し、塗膜の浮きやはがれが出てくることもあります。塗装がボロボロになったり水膨れのように膨らんだりするため、見た目が相当悪くなるでしょう。見た目だけでなく、紫外線や雨風から建物を保護するという本来の役割も果たすことができなくなります。

1-5.カビ・コケ・藻の発生

カビやコケ・藻が発生するのも外壁の劣化症状の一つです。塗膜の防水性が低下し、雨水がしみ込みやすくなることで起こります。特に、日当たりが悪い北側の外壁に発生することが多いでしょう。健康被害を引き起こす可能性もあるため、早急に対処する必要があります。

2.外壁塗装が劣化してしまう原因3つ

外壁塗装が劣化する主な原因についてご紹介しましょう。

2-1.経年劣化

原因の一つが経年劣化です。塗料には種類ごとに耐用年数があります。耐用年数を過ぎれば当然、塗料の劣化症状が現れるようになるのです。建物を保護するという外壁塗装本来の役割を果たすことができなくなるため、早めに対処方法を考える必要があるでしょう。

2-2.雨風や紫外線

雨風も外壁塗装が劣化する原因になります。外壁の表面は酸性雨に触れることで劣化し、劣化した外壁に風が当たることで劣化がより激しくなるのです。特に、台風が多い地域や大雨が降りやすい時期などは劣化スピードも速くなるでしょう。
また、紫外線の影響を受けると塗膜が分解し、劣化しやすくなります。特に、日光が当たりやすい南側の外壁は注意が必要です。

2-3.施工不良

職人の技術不足や手抜き工事などの施工不良が原因で外壁塗装が劣化してしまう場合もあります。乾燥時間を守らない・塗料を薄めすぎた・下塗り塗料を使用しなかったなどの要因があると、塗料が本来持つ力を発揮できないのです。その結果、劣化を速めることになってしまいます。

3.外壁塗装の劣化を放置する影響

外壁塗装の劣化を放置するとどのような影響があるのかをまとめました。

3-1.建物の見た目が悪くなる

外壁塗装の劣化は建物の見た目を悪くします。ひび割れやはがれ・色あせが起きている外壁だと年季が入った建物に見えるため、住んでいる人の気分は当然よくありません。また、住宅としての資産価値も低下するため、将来売却を考えている場合は不利になるでしょう。

3-2.耐久性が低下する

外壁塗装の劣化は当然、建物の耐久性にも影響します。防水性が低下した外壁から建物内部に雨水が入り込み、構造体の腐敗やサビを起こす原因になってしまうのです。カビやコケ・シロアリも発生しやすくなります。そうなると、建物内部の劣化が進み、耐久性が低下してしまうことになるでしょう。

3-3.大がかりな補修工事が必要になる

外壁塗装の劣化を放置すると、建物のさまざまな部分に不具合が出てきます。目に見えない劣化が進んでおり、大がかりな補修工事が必要になる可能性もあるのです。補修工事が大がかりなものになると、費用が高額になり、工期も長くなってしまいます。

4.劣化した外壁の補修方法を紹介

外壁を補修するにはどのような方法があるかご紹介しましょう。

4-1.部分補修

軽度な劣化の場合は、パテ埋めやコーキングの打ち替え・セメント補修などで部分補修を行います。幅0.3mm以下のヘアークラックや金属部分のサビ・部分的な塗料の浮きなどがある場合に選択されることになるでしょう。ただし、劣化状況によっては部分的な補修では対応できず、全体的に補修が必要になる場合もあります。

4-2.塗り替え

耐用年数を過ぎて塗料としての役割が低下している場合は、塗り替えが行われることになるでしょう。塗り替え時には、できるだけ耐久性の高い塗料を選ぶのがおすすめです。そうすることで、全体的な塗り替え回数を少なくできます。長い目で見るとお得になるでしょう。

4-3.重ね張り・張り替え

塗装だけでなく外壁自体の劣化が進んでいる場合は、重ね張りや張り替えが行われます。既存の外壁の上から新しい外壁材を施工するのが重ね張り、既存の外壁を取り除いて新しい外壁材を施工するのが張り替えです。どちらの工法を選択すべきかは、業者とよく相談した上で検討しましょう。

5.外壁塗装の劣化に関するよくある質問

「外壁塗装の劣化について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.外壁に付着するのはどんな汚れですか?
A.大気中に含まれるホコリや風に乗って飛んできた土・砂、車の排気ガスなどが主な汚れの原因でしょう。

Q.外壁補修を業者に依頼すべきなのはどのようなケースですか?
A.0.3mm以上のひび割れがある・補修範囲が広い・高所での作業が必要などの場合は業者に依頼したほうがよいでしょう。

Q.自分でできる外壁の手入れ方法を教えてください。
A.外壁表面の汚れが気になるときは、ホースの水で洗い流しましょう。高圧洗浄機や外壁用の洗剤を使うのもおすすめです。

Q.外壁補修業者を選ぶポイントは何でしょうか?
A.豊富な実績があるか・現地調査を行ってくれるか・無料相談や無料見積もりを受け付けているかなどをチェックしてください。

Q.外壁の補修費用はいくらぐらいかかりますか?
A.一般的な相場は50万~250万円前後です。範囲や補修方法によって異なるため、必ず事前に見積もりをとっておきましょう。

まとめ

外壁塗装の劣化症状や劣化原因・補修方法などについて詳しくご紹介しました。外壁塗装が劣化する原因にはさまざまなものがあります。重要なのは、すぐに補修工事が必要な状況かどうかを判断することです。自分で判断するのが難しい場合は、業者に外壁点検を依頼するとよいでしょう。ぜひこの記事を参考に、外壁塗装の劣化にどう対応すべきか考えてみてください。

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