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2021.04.20 知って得する塗装講座

外壁塗装のご近所トラブルに注意! 未然に防ぐ6つのポイント

「そろそろ外壁塗装をやり直したいけど、ご近所トラブルが多いと聞いて不安だ」「外壁塗装によるご近所トラブルを防ぐ方法を知りたい」とお考えではありませんか?

外壁塗装は、何かとご近所トラブルになりやすいことから、不安に感じている人もいることでしょう。思わぬご近所トラブルを避けるためにも、まずは、どんなことでトラブルになりやすいのか、どんな方法で防ぐことができるのかなどを詳しく知ることが必要です。

そこで今回は、外壁塗装のご近所トラブルについて詳しく解説します。

この記事を読むことで、外壁塗装のご近所トラブルでよくあるパターンや対処法が分かります。外壁塗装の予定がある方は、記事を読んでみてください。

1.外壁塗装で起こりやすいご近所トラブル

最初に、外壁塗装で起こりやすいご近所トラブルにはどんなものがあるか見ていきましょう。

1-1.屋外に洗濯ものを干すことができない

外壁塗装のご近所トラブルでよくあるのが、屋外に洗濯ものを干すことができないというクレームです。外壁塗装中は、塗料の飛散が心配だけでなく、塗料の臭いが洗濯ものに付いてしまうことがあります。そのため、屋内に洗濯ものを干さざるを得なくなるからです。特に、家族が多い家や、神経質な家からクレームが入りやすいので注意してください。

1-2.塗料がご近所の家や車などに付着した

塗料がご近所の家や車などに付着してしまうのも、外壁塗装でよくあるトラブルです。特に、スプレー塗装で外壁塗装を行った場合に起こりやすくなります。また、風が強い日は、塗料が大量に飛散しやすいので注意が必要です。さらに、作業スタッフの雑な作業により塗料が飛散してしまうこともあるでしょう。

1-3.塗料の臭いにより気分が悪くなった

外壁塗装のご近所トラブルでは、塗料の臭いによって気分が悪くなったというケースもよくあるパターンです。一般的に、外壁塗装用の塗料は臭いが強いものが多く、人によっては気分が悪くなることがあります。なお、風向きによって、ご近所でも臭いが気になる家と気にならない家があるものです。また、強風の日は、想像以上に遠くまで塗料の臭いが届いてしまう可能性があります。

1-4.工事中の騒音が大きくて落ち着かない

工事中の騒音が大きくて落ち着かないことも、外壁塗装でよくあるご近所トラブルの一つです。外壁塗装中は、決して静かではありません。たとえば、塗装前の外壁洗浄で高圧洗浄機を使用すると、騒音が発生します。また、足場を設置して作業する場合、作業スタッフが移動するたびに金属音が響くものです。特に、隣家や前後の家は騒音が気になりやすく、ご近所トラブルに発展しやすいといえるでしょう。

1-5.作業スタッフのマナーが悪くて気分を害した

外壁塗装中に、作業スタッフのマナーが悪くて気分を害したとクレームが入ることがあります。たとえば、以下のような内容です。

  • 休憩中にタバコを吸っていて臭いや吸い殻のポイ捨てが気になる
  • 話し声がうるさい
  • 食事のゴミを敷地内に捨てられた
  • 休憩中に道をふさぐように座っていて通りづらい

1-6.業者の車両が駐車していて車を出し入れできない

住宅密集地などでよくあるのが、業者の車両が駐車していて自宅の車を出し入れできないというものです。特に、一方通行などの細い道をふさがれてしまうと、ご近所としては生活に大きな支障が出てしまいます。外壁塗装のスケジュールや業者の車両が駐車することによる影響を伝えてないと、起こりやすいトラブルです。

1-7.足場設置によりセキュリティーに不安が出た

外壁塗装では、作業スタッフの安全を確保し作業効率を高めるために、多くの場合で足場を設置することになります。しかし、足場の設置によって、ご近所からセキュリティーに不安があるとクレームが入ることがあるので注意しましょう。特に、隣家との距離が狭い場合は、足場が隣家のすぐ横に設置されることになります。すると、隣家に対して精神的に大きな負担をかけてしまうケースがあるので気を付けてください。実際に、足場が設置してある状態では、空き巣やのぞきなどの犯罪に狙われやすいというデータもあります。

1-8.外壁塗装の色が景観に合わないと苦情が出た

外壁塗装の色によっては、景観に合わないと苦情が出ることがあります。持ち家をどんな色で外壁塗装しても、個人の自由です。しかし、自治体によっては景観ガイドラインを設定し、外壁塗装の色に制限をかけていることがあります。また、景観ガイドラインが特に設定されていない地域でも、周辺の家から浮いてしまう色を使用すると、ご近所トラブルに発展することがあるので注意してください。

2.外壁塗装でご近所トラブルが発生したときの対処法

万が一、外壁塗装でご近所トラブルが発生した場合は、どんな方法で対処すべきか見ていきましょう。

2-1.できるだけ早く対応する

外壁塗装でご近所トラブルが発生したら、できるだけ早く対応しましょう。どんな内容であっても、対応が早いほど大ごとになりづらいからです。反対に、たとえ小さな不満であっても、時間が経過するほど面倒なことになります。ご近所との関係を悪化させないためにも、できるだけ早く対応することが大切です。

2-2.ご近所トラブルの内容を正確に聞き取る

外壁塗装のご近所トラブルが発生したら、なるべく正確に聞き取りましょう。どんな理由でご近所トラブルが発生しているのかが分かれば、適切に対処できます。なお、ご近所トラブルの内容を聞き取るときは、できるだけ冷静に対応するように心がけましょう。感情的になると話がまとまらず、大ごとになってしまいます。

2-3.ご近所トラブルの原因を改善する

近所トラブルの原因が判明したら、改善できるものはすぐに対処してください。たとえば、スタッフのマナーが悪いのなら、業者に連絡して改善してもらうことが可能です。また、工事前に挨拶がなかったなどの理由なら、直接謝罪することが一番の対策となるでしょう。それぞれの原因に応じて適切な対処を行うことで、トラブルを収めることができます。

3.外壁塗装によるご近所トラブルを防ぐ方法は?

外壁塗装によるご近所トラブルを防ぐのに有効な方法を、詳しく見ていきましょう。

3-1.挨拶を兼ねて工事内容や工事日程を早めに伝える

まずは、外壁塗装の工事内容や工事日程を、挨拶を兼ねてご近所へ早めに伝えてください。挨拶することで、礼儀正しい印象を与えることができ、ご近所トラブルの予防につながります。実際に外壁塗装で不満に感じることがあっても、事前に知らせていることで、多少なら目をつぶってもらえることが多くなるからです。また、工事内容や工事日程を知らせておくことで、洗濯ものを屋外に干さない、車にカバーをかけておくなどの対策をしてもらえることもメリットといえます。

3-2.業者からも挨拶してもらう

外壁塗装のご近所トラブルを避けるには、業者からもご近所に挨拶してもらうようにしましょう。業者から挨拶があると、ご近所の安心感がグンと増すからです。実際に、業者から挨拶があった場合は、なかった場合と比較してご近所トラブルが発生する確率が大幅に減っています。なお、業者がご近所に挨拶するタイミングはまちまちなので、いつ挨拶してもらえるか確認しておくといでしょう。

3-3.早朝や夜間の作業を避ける

早朝や夜間の作業を避けるのも、外壁塗装のご近所トラブルを予防するポイントです。外壁塗装中は、ある程度騒音が発生します。早朝や夜間に作業をすると、ご近所の人が在宅している確率が高く、ご近所トラブルになりやすいので注意してください。業者にも、本来の作業時間を厳守し、早朝や夜間に作業しないようにしてもらいましょう。

3-4.吹き付け塗装を避ける

吹き付け塗装を避けることで塗料が飛散しづらくなり、ご近所トラブルを防ぐことにつながります。吹き付け塗装は、塗料をスプレーガンなどにより塗装する方法です。短時間で広範囲に塗装でき、細部も美しく仕上がるなどのメリットがある一方で、塗料が飛散しやすいのが大きなデメリットになります。塗料の飛散を抑えるためには、刷毛(はけ)工法やローラー工法など、職人の手作業による塗装方法を選ぶことを検討してください。

3-5.信頼できる業者に外壁塗装を依頼する

信頼できる業者に外壁塗装を依頼することも、重要なポイントです。信頼できる業者では、外壁塗装でご近所トラブルが発生しないよう、きちんと挨拶してもらえるほか、さまざまな配慮が行き届いています。また、スタッフのマナーもよいので安心です。外壁塗装によるご近所トラブルの多くが業者の落ち度によるものであると考えれば、信頼できる業者に依頼するのが一番といえるでしょう。

3-6.自治体の景観ガイドラインを確認しておく

外壁塗装を行う前に、自治体の景観ガイドラインを確認しておくことも大切です。自治体によっては、美しい景観を維持することなどを目的として、独自の景観ガイドラインを設定していることがあります。外壁塗装に使用できる色に制限がかかる場合があるので、事前に確認しておきましょう。たとえば、原色や個性的な色などはガイドライン違反となり、ご近所トラブルになるだけでなく、自治体から外壁塗装のやり直しを求められることがあります。閑静な住宅街や歴史のある地域などは、特に注意が必要です。

4.外壁塗装のご近所トラブルに関するよくある質問

最後に、外壁塗装のご近所トラブルに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.水性塗料を選ぶと臭いのクレームが発生しづらい?
A.確かに、水性塗料は臭いがキツくないものが多いため、臭いのクレームが発生しづらいのは事実です。しかし、臭いに敏感な人もいるので、すべてのクレームをなくすことは難しいでしょう。

Q.塗料がご近所の車に飛散してしまった場合、業者に補償してもらえる?
A.塗料が飛散したことによる損害は業者の落ち度であるため、業者に補償してもらうことができます。信頼できる業者なら、工事中の損害賠償保険などに加入しており、速やかに対応してもらえるはずです。

Q.外壁塗装前の挨拶で粗品を持参するときは何がよい?
A.以下のようなものがおすすめです。いずれも、安価で気軽に使ってもらえるものなので、好印象を与えることができます。

  • ウェットシート
  • 除菌シート
  • ハンドタオル・フェイスタオル
  • ハンカチ

なお、食品は人によって好みがあるほか、アレルギーなどの心配もあるため、避けたほうがよいでしょう。なお、業者でも同様の粗品を用意していることがあるので、確認してみてください。

Q.事前に挨拶したのに臭いのクレームが入ったのですが?
A.事前に挨拶しても、残念ながらクレームが入ることはあります。特に、外壁塗装において臭いのクレームは避けにくく、どんな対策をしてもゼロにすることはできません。クレームが入ったら、誠意を持って対応し、理解してもらえるようにしてください。

Q.信頼できる外壁塗装業者の選び方は?
A.以下を参考にしてください。

  • 外壁塗装の実績が豊富にある
  • 高い技術力を持ち、高品質な仕上がりで定評がある
  • 現場視察や見積もりは無料
  • 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
  • 希望の工期に合わせてくれる
  • 工事前・工事後にご近所へきちんと挨拶してもらえる
  • スタッフの対応が親切で感じがよい
  • 顧客からの評判がよい
  • 保証やアフターサービスが充実している

なお、当テンイチでも、外壁塗装を数多くお受けしてご好評をいただいています。まずは、お気軽にご相談ください。

まとめ

今回は、外壁塗装のご近所トラブルについて詳しく解説しました。外壁塗装は、何かとご近所トラブルが起きやすいものです。思わぬトラブルに巻き込まれないためには、どんなトラブルが起きやすいかをしっかり理解し、事前に対策することが必要になります。また、外壁塗装は、信頼できる外壁塗装業者に依頼することも大切です。信頼できる外壁塗装業者なら、ご近所にきちんと挨拶してもらえたり工事中の配慮が行き届いていたりするため、安心できます。

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