外壁塗装に最適な時期はいつ? 知っておきたい4つのポイント


「そろそろ外壁塗装の塗り直しをすべきか…」と考えているものの、いざ塗り直しを依頼しようとしても、本当にこのタイミングでよいのか、迷ってしまう人は多いものです。
外壁塗装に使用している塗料には耐用年数というものがありますが、それも家の状況によって大きく変わってきます。
もしかしたらあなたの家の外壁塗装はまだ塗り直しの必要がないかもしれませんし、早めに塗り直すべきところまできている可能性もあります。
外壁塗装を依頼する前に、塗り替えに最適な時期や季節はいつなのか、本当に今、塗り直しの必要性があるのか、もう一度考えてみてください。

目次

  1. 外壁塗装を行う最適な時期はいつなのか
  2. なぜ塗り直す必要があるのか
  3. 塗料別の耐用年数は?
  4. 塗装を業者に依頼する際の注意点

1.外壁塗装を行う最適な時期はいつなのか

1-1.家を建ててから10年目が目安

雨風や紫外線の影響を受け続けている家の外壁には、実は思っている以上に負担がかかっています。
定期的に塗り直しをしてあげることで家の美観を維持するだけでなく、家自体の耐用年数を延ばしてくれることにつながるのです。
その「定期的」がいつなのか、という話ですが、一般的に家を建ててから10年目が、外壁塗装の塗り直しを行う目安と言われています。
もちろん10年経過しても状態が良く、塗り直しが必要ない場合もあります。
しかし、定期的に専門家にチェックしてもらうことで、劣化を抑えることができ、メンテナンスにかかるコストも節約できるでしょう。

1-2.塗装の劣化に気付いたら塗り直しを

外壁塗装が劣化している状態を放置しておくと、家全体の劣化を早めることにつながります。
早めに塗装の劣化に気付くことができれば、いつまでも美しく安全な家を維持できるでしょう。
外壁塗装の劣化は簡単に見抜けます。

  • 外壁を触ると手に粉がつく
  • 色が薄くなったように感じる
  • 塗膜がはがれてきている
  • 汚れがひどく目立つ
  • 鉄部からサビが出てきている

これらをチェックしてみてひとつでも当てはまる項目があれば、塗装が劣化してきている証拠です。
直ちに塗り直しを検討し、専門家に相談してみましょう。

1-3.寒い時期と梅雨時期は避けるべき

基本的に最近の塗料は質が良いので、外壁塗装はオールシーズン可能です。
しかし、気温が5℃以下のときと湿度が85%以上のときは外壁塗装に適していませんので、1月・2月の寒い時期や雨が多い時期は避けるようにしましょう。
この時期に作業を行ってしまうと、塗装の持ちを悪くしてしまう可能性があります。
業者によってはこの時期でも作業を請け負おうとしますが、せっかく高いお金を払うのですから、少しでも仕上がりを良くしてもらうためにも、依頼しないようにすることをおすすめします。

2.なぜ塗り直す必要があるのか

2-1.美観の維持

外壁塗装の塗り直しを検討する理由で最も多いのが、「汚れやヒビが目立ってきたから」という美観を気にしたものです。
新築で家を建てたときにピカピカだった外壁も、年数がたつとともに古さを感じずにはいられなくなります。
そうなると「家を大事にしよう」という気持ちが薄れてしまいがちに。
塗り直しをすることで再度、新築同様にきれいな家を取り戻せるため、家に対する愛情も復活するはずです。
色を変えてイメージチェンジすることも、家に飽きを感じないためには必要なことです。

2-2.外壁の保護

外壁塗装を定期的に塗り直す必要があるのは、美観の問題だけではありません。
長年に渡って雨水や湿気、紫外線、地震や台風による振動、大気汚染によってダメージを受け続けてきた外壁は、そのままにしておくと長持ちしなくなってしまいます。
いずれ防水性が失われ、雨水や湿気を吸い込んで家全体の傷みが進行することになるのです。
ひび割れやサビ、カビが発生する前に外壁塗装を塗り直すことで、外壁を保護し、家の劣化を防ぐことが可能です。
定期的な外壁塗装の塗り直しは、家の寿命を延ばす上で重要なポイントになる、というわけです。

3.塗料別の耐用年数は?

3-1.アクリル系塗料

アクリル系塗料は低価格なので数年前まではよく使われていた塗料です。
透明で強度が高いためひび割れに強いというメリットがありますが、耐用年数は5~6年。
水分を通しやすいので頻繁に塗り直しが必要になるため、現在アクリル系塗料はほとんど使われていません。
ただし、「家のイメージを変えることを楽しみたいので、頻繁に塗り替えしたい」、「耐用年数はとりあえず考えず、低価格を重視したい」という人にはおすすめです。

3-2.ウレタン系塗料

耐用年数の短いアクリル系塗料に代わって主流になったのが、ウレタン系塗料です。
数年前までは画期的な塗料としてよく使用されていました。
柔らかい性質なので細部塗料にも適しており、昔ながらの塗装業者の中には今でもウレタン塗料を主に使用しているところも多いようです。
耐用年数は7~10年と、アクリル系塗料に比べて随分長持ちします。

3-3.シリコン系塗料

現在最も多くの外壁塗装に使われているのが、シリコン系塗料です。
機能性や価格の面からも、最もコストパフォーマンスが良いと言える塗料となっています。
耐用年数は12~15年と言われており、アクリル系塗料やウレタン系塗料と比較すると1.5倍程度長持ちします。
最近はシリコン系塗料の価格もかなり下がってきており、品質に対しての価格の手ごろさも、人気の理由のひとつとなっているようです。

3-4.フッ素系塗料

フッ素系塗料は耐用年数が15~20年と非常に耐久性に優れており、キズができにくくはがれにくいのが特徴です。
しかし機能性が高いだけあって非常に高価格なので、一般住宅の外壁塗装にはほとんど使用されていません。

4.塗装を業者に依頼する際の注意点

4-1.資格を持つ職人がいるかどうか確認する

厚生労働省認定の「塗装技能士」という資格がありますが、実はこの資格を持っていなくても塗装業を行うことは可能です。
つまり、塗装業は誰にでもできてしまうのです。
このような資格を持たない経営者が経営している業者の場合、職人の技術どうこうよりも会社の利益を優先しがちです。
塗装の国家資格である「一級建築塗装技能士」を持っている職人がいて、会社自体が「建設業許可証」や「塗装工事業許可書」の登録を受けている業者を選ぶのが最も望ましいでしょう。

4-2.アフターサービスが充実している業者を選ぶ

外壁塗装の場合は特に、施工後のトラブルが多いものです。
塗装工事完了の1年後に無料点検を行ってくれるなど、アフターサービスがしっかりしている業者を選ぶことで、トラブルを防止できます。
契約の前には必ず、保証の年数や場所、内容などを確認しておくようにしましょう。

4-3.見積もりはしっかりチェックする

見積もりを依頼すると作業員が現場調査に来ることになりますが、その際の調査がいい加減な業者は選ぶべきではありません。
追加工事が発生して多額の工事費用を請求される可能性がありますので、時間をかけてじっくりと見積もりを出してくれる良心的な業者を選ぶようにしましょう。

まとめ

外壁塗装の塗り直しに関する情報をまとめましたが、いかがでしたでしょうか。

  • 外壁塗装を行う最適な時期はいつなのか
  • なぜ塗り直す必要があるのか
  • 塗料別の耐用年数は?
  • 塗装を業者に依頼する際の注意点

「塗装の塗り直しをどのタイミングで依頼したらよいのか分からない」「どんな業者に依頼すべきか」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。