blog 外壁塗装ブログ

2015.02.16 知って得する塗装講座

屋根塗料の種類にはどんなものがある? ズバリ紹介します!

屋根は私たちの大切な家を守ってくれるものです。しかし毎日風雨にさらされている屋根は定期的なリフォームが必須。そこで今回は屋根の塗装工事の内容や塗料の種類についてご紹介します。

一口に屋根塗装といってもいろいろな種類があるのです。

また、屋根の形状や家が建っている場所の環境によってもおすすめの塗料が異なってきます。さらに、業者の工事法によって、耐久性も変わってくるでしょう。

屋根のリフォームを考えているという方や、屋根がそろそろ傷んできたので塗り直しをしたいと考えている方はぜひ読んでみてくださいね。

1.屋根塗装の寿命は?

この項では、屋根塗装の寿命や塗料の種類などをご紹介していきます。家が建っている場所の環境や自然災害の有無によって多少の変化はありますが、おおよその目安にはなります。

1-1.屋根塗装の寿命は?

屋根には塗装されているものと塗装されていないものがあります。塗装されているものは、セメント瓦、化粧スレート、金属系屋根、アスファルトシングルなど、表面が平らな屋根です。

現在の住宅のほとんどがこれらの素材を使った屋根でしょう。塗装されていない屋根とは、瓦屋根のことです。これは劣化した場合は瓦ごと変えなければなりません。屋根塗装に一番使われているのはウレタン樹脂塗料ですが、この耐久年度は8年~10年と言われています。

また、一昔前に良く使われていた安価なアクリル樹脂塗料は耐久年度がさらに短く5年~7年程度です。それより耐久性の高い塗料もありますが、台風や湿気など環境状態によっても左右されますので、10年が過ぎたら一度屋根の点検をすることをおすすめします。

1-2.屋根の塗料が劣化するとどうなる?

屋根は雨風から家を守ってくれる鎧(よろい)のようなものです。しかし、屋根自体にそれほど強い耐水性はありません。塗料を塗って初めて耐水性が生まれるのです。また、瓦屋根に代わって主流となった金属の屋根は塗料がはげればサビが生じ、やがて屋根自体が傷んでしまいます。

ですから屋根の塗料は劣化する前に塗り替えることが大切なのです。

1-3.屋根塗料の種類は?

屋根塗料には以下のような種類があります。

ウレタン樹脂塗料

もっとも一般的な屋根に使われる塗料耐久年数は10年程度

フッ素樹脂塗料

高層ビルに使われることも多い、耐久年数は15年ほどだが高価

シリコン樹脂塗料

汚れに強く耐久性の高い湿気を防止する効果もある、耐久年数は13年ほど

遮断熱塗料

熱を遮る効果がある塗料

があります。ウレタン塗料に比べてその他の塗料は耐久年数に優れていますが、その分高価です。

塗り替える際は価格だけで決めるのでなく、家が建っている場所の気候や台風などの自然災害の多さで塗料を選びましょう。

塗料の値段よりも塗り替えに必要な工賃のほうが高いです。ですから、一時払うお金は高くても長い目で見ればお得という場合も多いでしょう。

2.屋根の塗料を選ぶ目安は?

屋根の塗料は基本的に耐久年数が長く、耐熱や耐水性が高いほど高価です。また、高い塗料は塗り方にもコツがあり、一定の厚みで塗らなければ効果が発揮できないというものも多いでしょう。

塗料メーカーによっては塗り方の講習会を開いているところもあります。ですから、高い塗料を使えば耐久性に優れた屋根ができるというわけではありません。

高い塗料を上手に塗る職人の腕が必要なのです。ですから、屋根の塗装を塗りなおしたい場合は、まずは工務店に相談し

  • 現在の屋根の状況や不満点
  • 改善してほしい点や強化したいこと

などを相談しましょう。そうすれば工務店は予算内でおすすめの塗料を選んでくれます。

3.自分で屋根を塗り直すことはできない?

屋根塗料はホームセンターにも売っています。また、DIYで屋根の塗装をする人もいるでしょう。しかし、部分的な塗り直しならともかく、屋根全体の塗装の塗り直しを素人が行うのはとても難しいのです。

塗料というのはただ塗れば終わりではありません。まずは屋根全体の汚れやさびを落とし、傷んだ部分を補修してから最後に塗料を塗るのです。さびも汚れも汚さずに塗料を塗ってもすぐに剥げてしまうでしょう。

また、広い面積に均一に塗料を塗るのは大変難しいです。それに屋根用の塗料は普通のペンキと違って安くはありません。

ある程度の値段をかけて素人工事をするならば、最初からプロに頼んだほうが良いでしょう。自分ですれば安く上がる、と思いがちですが、塗り直しとなったらかえってお金がかかります。

4.業者を選ぶ際の注意点は?

それでは最後に、屋根塗装を依頼する業者選ぶ際の注意点をご紹介します。屋根の塗装は素人にはわからない部分がたくさんあります。しかしだからといって業者の言いなりになってはいけないこともあるのです。

4-1.値段だけで業者を決めない

現在はたくさんの屋根塗装を請け負う業者があります。その中には、安さを売り物にしているところもあるでしょう。企業が努力によって施工費を安くするのは素晴らしいことです。しかし、大した努力もせず単に「安くしますよ」という業者には注意しましょう。

塗料を節約すれば、簡単に工事費を安くあげることができます。でも、前述したように塗料を十分な厚さに塗らなければ、効果は発揮できません。一番良いのは見積もりの際に使う予定の塗料の量をきっちりと計算してもらうことです。これができなかったり、渋る業者はできれば依頼をしないほうが良いでしょう。

4-2.飛び込み営業に気を付ける

一昔前よりも数は減りましたが、今でも突然訪問して「お宅の屋根は劣化している。いますぐ塗りなおさないと家が傷む」と脅すようにして契約を迫る業者もいます。しかし、道を歩いているだけで気が付くほど劣化が激しければ、必ず雨漏りなどの別の障害が出てくるはずです。

屋根の劣化は屋根に上ってみなければわかりません。飛び込み営業にはドアを開けずに応対しましょう。

4-3.きちんと工事内容を説明してアフターケアのある業者を選ぶ

優良な業者はきちんと施主に工事内容を説明してくれます。また、何かあったらすぐに再工事をしてくれるアフターケアの期間を設けている所も多いでしょう。これは、自分の工事に自信があるからできることです。

また、業者によっては施工例の写真を見せてくれるところもありますから、遠慮せずに見せてもらい、わからないところはどんどん質問しましょう。

まとめ

今回は屋根塗装をする時期の目安や塗料の種類、業者を選ぶ際のポイントなどをご紹介しました。

まとめると

  • 屋根塗料の目安は10年~15年
  • 10年過ぎたら一度点検をするとよい
  • 屋根塗装の劣化を放っておくと屋根自体が傷む
  • 塗料は家が建っている場所の環境や自然災害の多さを考えて選ぶ
  • 業者は値段だけで選ばない

ということです。屋根は上から見下ろす、ということができませんから劣化に気が付きにくい場所です。
雨漏りをして初めて気が付いたという方も少なくありません。

ですから、塗りなおして10年が過ぎたら一度屋根の業者に点検を依頼しましょう。こまめにメンテナンスをしていれば、大掛かりな改修工事は30年~40年ごとで大丈夫です。また、雨漏りやサビを発見したら、すぐに業者に修理を依頼しましょう。

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