塗装工事の工程を知りたい! 主な流れや内容を詳しく解説します!


「近々外壁の塗装工事を行う直す予定があるけど、具体的にどんな工程があるのだろう」とお考えではありませんか? 実は、塗装工事は、塗料を塗るだけでなくさまざまな工程を重ねて進められていくのです。それぞれどんな工程があり、どんなことを行っているのか理解しておくと、実際に塗装工事を業者に依頼するときに役立ちます。

そこで今回は、塗装工事の工程について詳しく解説しましょう。

  1. 塗装工事の工程:着工前の準備
  2. 塗装工事の工程:足場の設置と周辺の養生
  3. 塗装工事の工程:外壁の高圧洗浄
  4. 塗装工事の工程:外壁の下地補修およびコーキング工事
  5. 塗装工事の工程:下塗り~上塗り
  6. 塗装工事の工程:確認作業および足場解体・養生の除去
  7. 塗装工事の工程:最終確認
  8. 塗装工事の工程に関するよくある質問

この記事を読むことで、塗装工事の工程の流れや内容がよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.塗装工事の工程:着工前の準備

最初に、塗装工事の最初の工程として、着工前の準備について見ていきましょう。

1-1.近隣へのあいさつ

塗装工事を始める前に、近隣へのあいさつを行います。外壁塗装では、塗料の臭いなどや工事車両の移動などにより近隣に迷惑がかかることがあるからです。事前にきちんとあいさつしておくことで、近隣からのクレームを防止する効果もあります。なお、工事日程については、日程が決まった時点で依頼者から事前に伝えておくことも必要です。

1-2.着工前の現場確認・工事内容の確認

塗装工事に入る前に、着工前の現場確認と工事内容の確認を行います。着工前に特に異常はないか、以前の現場視察から変わったことはないかなどを確認するのです。また、依頼者に工事内容について簡単に確認し、了承を得ることも忘れてはいけません。着工前の現場確認や工事内容の確認は、依頼者との行き違いを防ぐと共に、工事内容の抜けや単純ミスを防ぐ効果もあります。

1-3.周辺の片付け

周辺の片付けも、事前準備として重要な作業です。塗装工事を安全かつスムーズに行うためにも、不要なものがあったら移動させておく必要があります。周辺の片付けは、塗料の飛び散りによる付着を防ぐだけでなく、足場の設置や養生を行うための準備としても必要です。依頼者の所有物を片付けるときは、当然ながら依頼者の許可を得て行うことになります。

2.塗装工事の工程:足場の設置と周辺の養生

外壁塗装工事の安全を確保し、塗料の飛び散りなどから周辺を保護するための工程です。

2-1.足場の設置

塗装工事に入る前に、まずは足場の設置を行います。足場は、スタッフが安全に作業できるようにし、塗装品質を高めるためにも必要です。特に、建物全体の塗装工事には、ほぼ設置されることになるでしょう。なお、足場を設置すると、一時的に建物の外観が隠れてしまいます。屋内への出入りは自由にできますが、店舗などでは塗装中でも営業可能であることを示しておく必要があるでしょう。

2-2.周辺の養生

足場を組み終わったら、周辺の養生を行います。周辺の養生を行う目的は、塗料が周囲に飛散するのを防止することです。具体的には、ビニールシートやメッシュシートといった飛散防止シートで建物を覆います。養生を行うことで、後工程の高圧洗浄時にも、水が飛散するのを防ぐことが可能です。

3.塗装工事の工程:高圧洗浄

塗装を高品質に仕上げるために、外壁の高圧洗浄を行って汚れをキレイに落とす工程があります。

3-1.高圧洗浄による汚れの除去

塗装工事に入る前に、高圧洗浄を行います。塗装面を高圧洗浄することで、表面にこびりついた細かな汚れを取り除くことができ、塗料の密着度を高めて高品質に仕上げることが可能です。なお、下地が寿命を迎えている場合は、高圧洗浄に耐えられないこともあります。その場合は、業者の判断により、「4.塗装工事の工程:下地補修およびコーキング工事」を行うこともあるでしょう。

3-2.高圧洗浄部分の乾燥

高圧洗浄により塗装部分の汚れがキレイに落ちたら、水分を完全に乾かします。この工程が不十分だと、塗装不良の原因になるのでしっかり乾かすことが必要です。一般的には、自然乾燥させるため、1~2日ほどかかります。急ぎで塗装工事を進めたくても、仕上がりに影響が出ることを考えると、じっと待つことが大切です。

4.塗装工事の工程:下地補修工事およびコーキング工事

塗装する場所の下地にひび割れなどがある場合は、塗装工程に入る前に下地補修を行います。

4-1.下地の状態の確認

高圧洗浄および乾燥が完了したら、下地の状態を確認します。ひび割れなどがあると、塗装工事を行ってもうまく仕上がりません。また、下地が傷んでいる状態では、早期にやり直し工事が必要になるでしょう。信頼できる業者なら、下地の状態を細かくチェックし、傷んでいる箇所を見逃がすことはありません。

4-2.下地補修工事およびコーキング工事

下地にひび割れなどの傷みがあるときは、下地補修工事やコーキング工事を行います。軽いひび割れなら、簡単な補修もしくはコーキング材の注入で対応できるでしょう。サイディングボードやALCを使用した外壁も、必要に応じてコーキング材の補充を行います。一方、深いひび割れや脱落が見られるなどで下地の傷みがひどい場合は大がかりな工事になり、工期が大幅に伸びることがあるでしょう。

5.塗装工事の工程:下塗り~上塗り

いよいよ塗り工程に入ります。通常、下塗り・中塗り・上塗りと3回の工程に分かれるのが一般的です。

5-1.下塗り

まずは、下塗りを行います。下塗りの役目は、中塗りや上塗りに使用する塗料の密着性を高めたり、発色をよくしたりすることです。一般的には、中塗りや上塗りに使用する塗料とは別で、色も異なるものを使用する場合が多いでしょう。なお、下塗りが始まると、塗料の臭いが気になります。建物の窓を閉めたり、換気扇を止めたりして臭いが屋内に入り込まないように気を付けましょう。下塗りが終わったら、1日程度かけて十分に塗料を乾かします。

5-2.中塗り

下塗りが乾いたら、中塗りを行います。中塗りは、この後に行う上塗りと同じ塗料を使って行われるのが通常です。中塗りを丁寧に行うことで、上塗りの仕上がりをよくする効果が期待できます。技術力に乏しい業者では、中塗りの際に使用する塗料が少な過ぎたり多過ぎたりして上塗りの仕上がりが悪くなることがあるので注意が必要です。中塗りが終わった後も、1日程度かけて完全に乾かします。

5-3.上塗り

最後に、上塗りを行います。塗装工事の仕上げであり、細部まで丁寧に塗料を塗っていく工程です。中塗りと同じ塗料を塗り重ねることで、美しい発色とツヤを表現できます。上塗りは、そのまま見た目の良しあしにつながるため、とても重要です。今までの工程を丁寧に行っていれば、問題なく美しく仕上げることができます。

5-4.付帯物の塗装

雨どいや雨戸などの付帯物の塗装も依頼している場合は、上塗り工程と同時に行うことになります。屋根や外壁をキレイに塗装し直しても、付帯物の塗装が古いままでは、新旧の差が気になるものです。予算に余裕がある場合は、付帯物の塗装も同時に行うことをおすすめします。

6.塗装工事の工程:確認作業および足場解体・養生の除去

塗装工程が完了したら、工事内容の確認作業や足場解体・養生の撤去を行います。

6-1.塗装工程完了後の確認作業

塗装工程が完了した後は、すべての工程が終わったことの確認作業に移ります。必要な工程をすべて終えたか、塗り残しや塗りムラなどの作業ミスが発生していないかなどを、業者がチェックシートなどを元に細かくチェックするのです。この時点で何らかのミスがなければ、塗装工程はすべて完了になります。

6-2.足場の解体・養生の撤去

すべての工程が完了したことを確認したら、足場の解体と養生の撤去を行います。足場の解体や養生の撤去では、せっかく仕上げた塗装に触れないよう、丁寧に作業することが大切です。また、雑な作業をすると思わぬケガの原因になるため、業者でも慎重に行うことでしょう。

6-3.周辺の片付けおよび掃除

足場の解体と養生の撤去が済んだら、周辺の片付けおよび掃除を行います。塗装工事中に出たゴミを回収し、キレイな状態に整えるのです。塗装工事の最後の仕上げとして、必要な工程といえます。信頼できる塗装業者では、周辺の片付けおよび掃除についても一切手抜きせず、丁寧に仕上げてもらえるので安心です。

7.塗装工事の工程:最終確認

すべての作業が終わったら、最後に依頼者と業者が立ち会いの上、最終確認を行います。

7-1.依頼者と業者で立ち会いして確認する

周辺の片付けや掃除が終わったら、依頼者と業者が立ち会いし、工事内容を確認します。依頼どおりに塗装工事が行われたか、不満を感じる部分はないかなどを最終確認するのです。多くの場合、確認リストに基づいて一つずつチェックしていきます。特に問題がなければ、確認作業はスムーズに終わることでしょう。

7-2.保証やアフターフォローについての説明

最後に、業者から保証やアフターフォローに関する説明がなされます。重要な内容なので、しっかり聞いておきましょう。業者によっては、保証内容やアフターフォローについて詳しく記した書類を渡して終了することもあります。すべての確認作業や保証・アフターフォローなどの説明が終わったら、工事完了確認書に依頼者がサインして完了です。

8.塗装工事の工程に関するよくある質問

最後に、塗装工事の工程に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.外壁塗装が3日で終わると言われたのですが?
A.きちんとした工程で外壁塗装を行う場合、3日で終わることはほぼありません。念のため、どんな工程で塗装工事を進めるのか、業者に説明してもらいましょう。必要な工程が省略されているのでは、いくら安い費用で工事できても意味がありません。

Q.塗装工事は全体で何日程度かかる?
A.すべての工程を終えるまで、7~10日前後かかるのが一般的です。ただし、雨天などにより塗装できない、塗料が乾かないといったことがあると、予定より工期が延びることがあります。

Q.塗装工事中はずっと在宅する必要がある?
A.いいえ。業者にもよりますが、工程によっては在宅の必要がないこともあります。塗り工程などはタイミングによって外出が難しいこともあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

Q.屋根と外壁の塗装工事を同時に行うべきか?
A.屋根と外壁の塗装のいずれも寿命を迎えている、建物の見栄えをよくしたいといった場合は、同時に塗装工事を行うのもよいでしょう。信頼できる業者によく相談し、塗装工事を進めてください。

Q.塗装工事を依頼するにはどんな業者を選べばよい?
A.以下を参考にしてください。

  • 塗装工事の実績が豊富にある
  • 丁寧な作業および高品質な仕上がりで定評がある
  • 現場視察および見積もりは無料
  • リーズナブルかつ分かりやすい料金システム
  • 希望の工期に合わせてくれる
  • スタッフが親切で顧客からの評判もよい
  • 保証やアフターフォローが充実している

なお、当テンイチでも数多くの塗装工事をお受けし、ご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

今回は、塗装工事の工程について詳しく解説しました。塗装工事には、さまざまな工程があり、それぞれに必要な役割があります。各工程をきちんと進めることで、高品質な仕上がりにつながるのです。単に工事費用が安い業者に依頼すると、必要な工程を省いて進めてしまったり手抜き工事をされたりするので注意しましょう。塗装工事は、信頼できる塗装工事業者によく相談してから依頼することがおすすめです。